shobuno's blog

shobunoの日記です。日々見たこと、考えたこと、思い出した事などを興味の向くまま書いていきます。

子供にゲームを与えたくない

 私は小〜中学生位の時に、「テレビゲーム15」というテレビゲーム機を買ってもらいました。
これは、「テニス」とか「バレーボール」「ホッケー」とかいうタイトルの。。。
う〜む何というか、どれもエアーホッケーに近いゲームでした。
 今の時代から見ると貧弱で、面白くなさそうに見えるに違いないものでしたが、
当時は画期的で、とても興奮した覚えがあります。
その後も、自分で秋月電子のキットを組み立てて、戦車の対戦ゲームで遊んだり、
ファミコンスーパーファミコンの時代は、ずっとテレビゲームに夢中な子供でした。
まだ、ブームになる前、量販店で行列に並びもせずに普通に「スーパーマリオ」を買って、何気なく家で初めて遊んだ時の衝撃は、今でも忘れられません。


 そんな私ですが、子供たちにゲーム機を買い与える事はしていません。
いずれ買う事になるにしても、出来る限りその時を遅らせたいと思っています。
 それは、きちんとした理由の裏付けの有る判断ではなく、「直感」の様なものです。
それこそ、「テレビゲーム15」なら、与えても良いと思うのですが、
今のテレビゲームを子供達に与えるのは、とても抵抗があります。


 子供の時期は、人生の中でもとても大切な時期だと思っています。
性格、感受性、考え方の基礎が出来る時期ですし、周囲からの刺激にとても敏感な時期です。
この時に会得した事を元に、後の人生をやって行かなければなりません。
 この時期に、友達を作って、周りの人ときちんと関わりあったり、
「生の世界」を見て自分で沢山考えないと、いけないんじゃないかと、
理屈ではなく、直感的に感じているのです。

 ゲームはとても楽しいものです。でも、それは他人によって作られた世界です。
「本と同じじゃないか?」という人がいますが、本とは根本的に違う「思考停止」にさせる何かが有ると思います。
また、ゲームをすると沢山の時間を消費させられてしまいます。
子供の頃の本当に貴重な時間を、そんなことの為に浪費させたくない。。。。
言葉にすると、こんな感じなのですが、伝わるかどうか自信がありません。


 ゲームが無くても、何も無くても、友達と楽しく過ごす事が出来る様になってから、
その後からゲームを始めても、全然遅くはないんじゃないかと思うのです。