「お父さんは大きくなったら何になるの?」
息子から発せられた何度目かの問いかけ。。。
初めて問われたのは、確か彼が幼稚園の年中さん位の頃でした。
そのとき、私はハッとして、いつから自分は
「今と違う自分にならなくても良い」と考える様になったんだろうと思ったものでした。
私は、小学生時代、結構本気で医者に成りたかったんです。
きっかけは、大好きだった祖父が癌で亡くなったとき。
あれは小学校4年生でした。
初めての親しい人の死でした。
もう泣いて泣いて、癌を絶対治せる様にするんだと思ったものでした。。。
ずっと真剣に思っていたんです。
小六の頃、物好きにも私の事を好きに思ってくれた方が、
私の話を聞いて、本当に看護婦さんになってしまう程。。。(?!)
高校生になって、どうしても無理そうだと思ってしまい。。。
医学の道は断念し、理学部の生化学へ行く事になりましたが、
目的は一緒でした。。。
医者になっていたら、どうなんだろう。
先日話題にした「大草原の小さな家」のベイカー先生みたいな医者も憧れます。。。(笑)
話が大分逸れました。
今の私は、「何」になりたいんでしょうか?
多分、家族ともっと楽しく過ごし、
仕事も、もっと大きくして、より面白い事が出来る様になるって事でしょう。。。
昨日の会話の続きです。。。
「お父さんは大きくなったら何になるの?」
「スーパーお父さんになる!」
「スーパーお父さんって何?」
「お父さんの進化型。」
「えっ!? じゃあ、最終進化形態は?」
「うっ。。。それは、キングお父さん。。。かな?」
「凄いっ!!」
どうやら「キングお父さん」を目指さなければいけなくなった様です。。。。(笑)