子供たちのプールが始まりました。
娘は、数日前の肌寒い日に入った事がよっぽど嫌だったらしく、
「あんな寒かったのにやるなんて信じられない。もう、見学していた方が良かった」
などとボヤいていましたが、プールに関しては思い出があります。。。
私は、前にも書いたかも知れませんが、小さい頃非常に体が弱い子供でした。
幼稚園の頃は、多分半分位しか出席できず、
後の半分は、熱を出したり、お腹をこわしたり、喘息の発作を起こしたりで、
家で伏せっている事が多かったのです。。。
枕元に図鑑を大量に積み上げて、読みながら寝ているっていう感じでした。
プールなんてトンデモナイ!!
幼稚園の頃は勿論、「全て見学」でした。
小学生になっても、鼻炎だの結膜炎だの喘息などで、入れず。
私にとって、「プールは見学するもの」だったのでした。。。(笑)
肌寒い日とか、みんながキャーキャー言いながらプールに入っているのをただ見ていると、
「ああ、うらやましいな。 みんなと同じ様に、寒さを味わいたいな。。。」
なんて、思ったものです。
そして、小学校二年生の2学期の初旬。。。
突然、耳鼻科の先生から、
「プールに入っても良いよ」
と言われました。
正直、私はポカンとしてしまいました。
「プールに入れる自分」というものを、想像した事が無かったから。。。(苦笑)
いざ、プールに入ると、もう嬉しくて嬉しくて。。。
「見学」していた頃の知識を総動員して、残りの数回のプール授業で
みんなと同じ様に泳げる様にまでなれました。
「見ているだけ」という事程、辛い事はありません。
失敗しても良いから、自分でやるんだという気持ちは、
多分、この時に培われたんだろうな。。。
【おまけ】
古い資料が出てきました。。。
幼稚園の年少さんの頃の出席記録です。。。
(まるで古文書ですね。)