shobuno's blog

shobunoの日記です。日々見たこと、考えたこと、思い出した事などを興味の向くまま書いていきます。

臨場感

 娘も息子も、算数の文章問題が苦手です。
特に息子は。。。

「たかしくんは、ノートを7さつもっていました。さちこさんに、3さつあげました。たかしくんはノートをなんさつもっているでしょうか?」
こんな問題で、悪戦苦闘しています。。。(苦笑)
「式はどうしたら良いの?」ばっかり考え、文章の意味を読み取ろうせずに混乱してしまいます。

妻「何とかしてよ。。。」
「しょうがないなぁ。。。」
息子を呼んで、こういう問題を出してみます。
「和くん(息子の名前)は、怪獣の人形を7匹持っていました。ネエネ(お姉さん)が、やってきて、「これ持っていくよ!」と言って、3匹取ってしまいました。和くんは「ネエネの意地悪〜!」と言って泣いてしまいました。さて、いま和くんは怪獣の人形を何匹持っているでしょうか?」
息子
「4匹!」
。。。即答です(苦笑)
出来るじゃん。
息子に文章をよく読むこと、自分の事だと思って考える事を指導しました。


昔、塾のアルバイトをしていた時、似たような経験がありました。
バネばかりA、Bは、それぞれ何gを示すでしょうか?

この手の問題は、いくら「こういう時はこうなるんだよ」と説明しても、生徒たちはナカナカ理解してくれません。。。
どうしたら、わかってもらえるのか。。。随分悩みました。


ふとひらめいて、絵を書き直しました。

「Aは、山田くん、Bは田中くんだ。山田くんも田中くんも体重が無いとすると、それぞれ、何キロを感じると思う?
山田くん?」

・・・・何と、即答でした。(1.それぞれ1.5キログラム。  2.それぞれ、3キログラム。)
案外、人って、色々な事が分かっているんじゃないかなと思いました。


文章問題は、いかに「自分の問題」と捉えて「臨場感」を持って考える事が出来るかっていう問題なんですよね。。。