twitterで「くだらない理由で怪我」をした話で盛り上がっていました。
実は、そういうの有るんです。。。(笑)
あれは、15年以上前の話です。
当時、私はまだ独身で実家におりました。
実家には、ひなから育てた白いオカメインコの「はなちゃん」がいました。
はなちゃんは、とてもよく人に慣れていて、部屋の中を自由に。。。
半分放し飼いの状態でした。
お菓子を食べようとすると、自分にも寄越せと主張したり。。。
寝ていると、遊んでくれと、私のまぶたをくちばしで器用に開けたり。。。
寒くなると、服の中に入って、えりの所から顔だけ出したり。。。
退屈すると、わざと手をちょっと痛めに噛んで挑発して、走って逃げたり。。。
まあ、とても自由にやっておりました。
そんなある日、事件は突然起こりました。
私はその時、ぼんやりテレビを見ていたのです。
ふと、何となく横を見ると、
目の前に、はなちゃんのアップの姿が飛び込んできました。
空中で、大きく羽根を広げて、両足を手前にして、
着陸寸前の体制でした。。。
何を思ったのか、私の下唇に着陸しようと、狙いを付けている様でした。
多分、テレビを見ていた時、クチが半開きだったのでしょう。。。
私は驚いて、
「あっ!!」
と口を開けてしまいました。。。
その時の口の角度が、限界を超えてしまったらしく、
顎に激痛が。。。(汗)
同時に、はなちゃんが下唇に見事着陸!!
「あががが。。。。(涙)」
顎が外れ、元に戻らなくなってしまいました。。。
親が慌てて、救急車を呼び、生まれて初めて救急車に乗り込みました。。。
病院にて。
お医者さん
「どうしたの?」
「あががが。。。(話せない(涙))」
「ああ、顎が外れたのね。。。あれ?」
「??」
「子供の頃、歯の事で何か言われた事は?」
「あががが。。。(話せないんだってば(涙))」
「ちょっと、みんなを集めて。。。」
(人がぞろぞろ集まる気配。。。)
「ほら、この歯。。。これは、前に言っていた珍しいケースで。。。」
「あががが。。。(何でも良いから、早く直して(涙))」
「(説明の声)。。。という訳です。」
「あー」とか「成程」とか、質疑応答の声。。。
「どうしてこうなったのか聞いた事ある?」
「あががが。。。(だーかーらー(涙))」
「あ、そうだった。顎外れていたんだっけ。。。」
顎が戻ったのは、随分経ってからの事でした。。。(苦笑)
つくづくお医者さんって、残酷だと思いました。
長くなってしまったので、歯の話はまたの機会にでも。。。