shobuno's blog

shobunoの日記です。日々見たこと、考えたこと、思い出した事などを興味の向くまま書いていきます。

小2の頃 或いは 初恋の思い出

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 昨日の晩のお月さま(特に内容に関連ありません (^_^;)

 

昨日の記事を書いていて、私が小2の頃、何をしていたのか思い出しました。

妻からはよく不思議がられるんですが、私は小さい頃の記憶がわりとしっかり残っているタイプみたいです。

 

小学校2年のちょうど今位の季節の頃のことは、特に鮮烈に覚えています。

 

そのころ、クラスで席替えが有りました。

実は当時、私は隣になって欲しい女の子(美人)がいたのですが。。。

(。。。ませてましたネ (笑))

残念ながら隣になれず、その代わりに或る女の子(Sさんとしましょう)の隣になりました。容姿重視だった私(苦笑)は、Sさんの「普通」な容貌を見てちょっとがっかりしたものでした。(し、失礼な奴。。。)

 

 前にも書いたと思いますが、私は小4~5にかけて「忘れ物の王様」という、あまり有り難くない称号を頂くほど、忘れ物が多い子供でした。

小2の頃は、まだそれ程でも無かったんですが、でもその片鱗(?)は見え始めていて。。。結構忘れ物をしました。

教科書を忘れる、赤鉛筆を忘れる等々。。。

 今の子供達は全然そんなこと無いみたいですが、当時、2年生ともなると、

男女を意識し始める様で。。。女の子と仲良く話したりすると冷やかされたりイジメられたりしたものでした。

 教科書を忘れたりすると、隣のSさんに見せてもらったりしていたのですが、

あんまり頻繁に見せてもらうのは照れくさかったりして、せっかく見せてくれようとするのに、断ったりしました。

 

 或る日の事。算数の問題の答え合わせの途中、私の赤鉛筆が折れました。

Sさんは私の様子を目ざとく見つけ、赤鉛筆をそっと貸してくれようとしました。

私は、「大丈夫だから。」と言い、折れた赤鉛筆を剥いて芯を出そうとしました。

その間にも、答え合わせはどんどん進んで行きます。

芯はなかなか剥けません。。。

 

「ちょっとかして。」

 

そう言うと突然、Sさんは私のノートをひったくり、凄い勢いで丸を付け始めました。

私はびっくりして、呆然とその様子を見ていました。

 

そんな事したら、みんなから苛められるぞ。。。

 

そんな事を一向に気にする様子もなく、Sさんは私ノートの丸つけを全部済ませて、

返してくれました。

 

ああ、私が間違っていた。

ああいう風になりたい。。。

私は、ショックを受けました。

同時にSさんをとても好きになりました。

 

 書いてみると他愛の無いお話ですけれど、私にとっては大きな「事件」

その後の人格形成のベースになった様なできごとだったと思います。

 

Sさんとは小6まで同じクラスで一緒でした。

他にもいくつか物語は有るのですが、そのお話はまた別の機会にでも。。。

 

 

そ、それにしても小2の頃の私と、今の息子(小2)が全然違う様な気がするのは気のせいでしょうか。。。。?