shobuno's blog

shobunoの日記です。日々見たこと、考えたこと、思い出した事などを興味の向くまま書いていきます。

お待ちかね、スポーツニュースの時間です

 朝起きてNHKのニュースを付けると、すぐにアナウンサーが楽しそうに「では、スポーツのコーナーです」と言う。

私はガッカリします。ニュースが見たかったのに。。。

 

 夜、帰宅して、テレビを付けてニュース番組を見る。

どうも、私の帰宅時間が良くないのか、決まってすぐにアナウンサーが嬉しそうに「では、スポーツコーナーです。」と言う。

私は再びガッカリします。他のチャンネルに切り替えても何故かみんなスポーツコーナー。私はニュースが見たいのに。。。(苦笑)

 

 元々私はスポーツがあんまり得意な方では無いんですが、するのはそれ程嫌いではありません。でも、スポーツを観戦する趣味は有りません。

スポーツを観戦する人を否定する気は無いんですけど、自分はしたいと思わない。

(多分、ライブを見に行く感覚に近い楽しさが有るんでしょう。。。と勝手に想像しています。)

スポーツに夢中で、応援しているチームが勝って大喜びしている人を見ると、

心から「良かったね!」と思えます。。。

でも、自分はそんな風に観戦したいと思わないんです。

 

 でも世の中では「スポーツを観戦したくない人」を認めない風潮っていうか、

観戦したくない人に対して、或る種の「圧力」が有るんじゃないかと思います。

「スポーツ観戦しない奴はダメ」みたいな。。。。

だから、テレビのアナウンサーは、スポーツコーナーを

「お待たせしました」的な雰囲気で始めるのです。(被害妄想? (^_^;)

 

「ねえ、昨日のサッカー凄かったね!」

「。。。見てないんだ。」

「あ、そうなんだ。。。(何こいつは?)」(←被害妄想。。かも。)

 

「昨日の晩のオリンピックの○○、凄かったね!」

「。。。ごめん。見てないんだ。」

「えっ!? あ、そうなんだ。。。(こいつ、信じられない!)」(←被害妄想。。じゃない、きっと。)

 

 スポーツって、みんな好きじゃなくてはいけないとか、応援しなくてはいけないみたいなそういう雰囲気が有ると思うのです。

醒めた視点から見ると、何だかなぁ。。。と思います。

 

 高校時代に読んだ英語テキストの中に、スポーツを批判した文章がありました。

「スポーツは爽やかなものでない。スポーツは闘争本能を発現させるものである。

 国対抗で行う試合は、代理戦争である。

 スポーツはナショナリズムを高揚させ、国同士の対立を生む手段になりうる。

 サッカーの試合では、熱狂した観客同士が殺し合いの闘争に発展する事もある。」

こんな感じのものでした。

 

 この文章が100%真実では無いにしても、スポーツにはそういう面が有る事も多分真実でしょう。。。

(例えばオリンピックで、日本と他国の試合を見ていたとして、

 日本を応援しない日本人はほとんど居ないでしょう。。。)

 

 スポーツ観戦のそういう胡散臭さを自分は感じているかといえば、

どうだか分かりませんけど、どうしてもスポーツ観戦は好きになれないし、

普通のニュースをたっぷり見たいと思ってしまうのです。。。