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shobuno's blog

shobunoの日記です。日々見たこと、考えたこと、思い出した事などを興味の向くまま書いていきます。

出会い。物語の始まり。(妖精館物語 1/15)

思い出 妖精館

前振りばかりして、一向に本題に入っていなかった事に気づきましたので。。。(笑)

ボチボチ始めましょう。。。

 

 1985年4月8日、私はとある国立大学の入学式の会場にいました。

確か、会場は大学ではなくて、どこかの大きな会館を借りて行われたと思います。

時間ちょっと前に会場に着いた私は、適当な席(自由席でした)に座って、ぼんやりしていました。

 その当時。。。私はかなり無愛想な男になっていました。(お年ごろだったんでしょうか。。。? (^_^;)

晴れがましい席だったのですが、他人に対する関心など全く無いばかりか、

全くウキウキするような気分とは反対の。。。少し沈んだ気持ちでいました。

 

ぼんやりしていると突然

ちょっと上っ調子な声で(あくまで個人の感覚です(笑))

「隣空いてますか?」

と声をかけてきた男がいました。

私は嫌々

「ええ。」

と一言だけ返しました。 

 

この「隣空いてますか?」の彼こそが、サークル「妖精館」の開祖その人だったのでした。

彼は経済学部で私は理学部。

会場には1000人は集まっていましたので、まず会う確率はゼロに近かったと思うのですが、一体どうした事でしょう。。。

 

彼は私に親しげに声をかけてきました。

「出身はどこ?」

「何学部?」

「○○をどう思った?」

私は、声を掛けられるのが鬱陶しくて。。。早く終わらないかとばかり思っていました。そういう私の態度に気づかない筈はないのに、彼は

「一緒にメシ食わない?」

と誘ってきました。

私はある意味感心して、食事に付き合ったりしました。

 まあ、そんな感じで彼と出会った訳ですが、その時はもう二度と会う事もあるまいとちょっと高をくくっていた所があったのですが。。。

 

 そんな私の予想は、あっさりと裏切られてしまいました。

偶然、学内で彼に出くわしてしまい、彼に引っ張られて話を聞かされ。。。

そんなことが何度か有りました。

何故か、彼は私の事を一方的に気に入った様で。。。(理由が全く分からん(苦笑))

だんだんそんな事にも慣れてきて、私の方もまあ話をする位なら良いか。。。位には打ち解けてきました。

 

そんな或る日の事。

彼(以降「進歩氏」(仮)とします。)が

「一緒に本を造らないか?」

と言ってきました。

「え? どういうこと?」

昔から本が大好きだったので、この誘いにはちょっと興味を惹かれました。

何でも、学内の人々から原稿を集めて本を作るサークルを作りたいとの事でした。

 

「書く人はいるの?」

「集めた。」

 

今でも謎ですが、どうやって人を集めたんでしょうね。。。(笑)

 

ちょっと面白そうだな、と思ってしまいました。

編集を手伝うだけなら良いか。。。。

 

 

1985年6月。

これが全ての始まりでした。