部屋を整理してましたら、古いビデオが出てきました。
TVシリーズ「スペース1999」の第一シーズンのものです。
な、懐かしい!!
スペース1999という番組をご存知の方は中々いないんじゃないかと思いますが、
私が小学生の頃、日曜日の昼間にやっていた海外のSFテレビシリーズです。
時は1999年。
主人公は就任したての月面基地(ムーンベースアルファ)のコーニック指揮官。
月面は、核廃棄物を捨てる場所だったのですが、ある日その廃棄物が核分裂反応を起こして大爆発。その推進力(?)で、月は地球の軌道を離れて宇宙を彷徨う事に。。。
基地に取り残された人々が、安住の地を求め、四苦八苦しながら宇宙で様々な体験をするというお話です。
制作したのが『サンダーバード』で知られるイギリスのジェリー・アンダーソンという事で、宇宙船といい、基地のデザインといい、小道具といい、とても素晴らしくて、当時小学生だった私は、熱狂して見ていました。
今見ても、充分鑑賞に耐えられる出来です。
ともかく、イーグル宇宙船がカッコイイんです。。。
色々好きなエピソードが有るんですが、よく覚えているのが、
月がブラックホールに吸い込まれそうになって、
色々手を尽くして回避しようとするんですが、失敗してしまい、
もうどうしようもないということで、基地に電磁バリア(?)をはりつつ
ブラックホールに突っ込んで行くシーンがあります。
憔悴しきった指揮官のところに、老教授(科学者)が、隠し持っていた年代物の酒(?)を持ってやって来ます。
「まあ、一杯やろうや。。」みたいな事を言って、指揮官に笑いかけます。
このシーンが妙に心に残っていて、 将来こんな爺さんになりたいものだと訳の分からない憧れを抱いたものでした。。。
制作は1975年。「未来」だった1999年はとっくの昔に過ぎてしまいました。
当時私は、1999年には絶対ムーンベースアルファが出来ている筈と信じていたのですが。。。現実は厳しいですね。(笑)
折角ビデオが出てきたので、なんとか電子データにしたいなあ。。。
やった。はてなブログでも、商品紹介が出来る様になったみたい。。。