ディクソニアが届きました。
ディクソニアは、大きくなると木の様にになるシダ(木性シダ)です。
(良く恐竜イラストの背景に描かれている木です。)
木性シダに憧れていて胞子から何度もトライしているのですが失敗の連続。。。
とうとう苗をゲットしてしまいました。
成長は遅いらしいので、私が生きているウチに「木」になってくれるかどうか疑問ですが。。。
私はシダ植物、特に大きくなるシダ植物が好きです。
シダ植物は比較的原始的な植物です。
地上に上がった植物が木になり、 初めて森を作ったのが
石炭紀(3億6300万年〜2億9000万年前)の頃の事です。
この時の植物はシダ植物でした。
シダ植物は胞子で殖えます。胞子が育つには豊富な水分が必要です。
当時の地球はきっと、シダ植物が生きるのに適した環境だったのでしょう。
シダ植物の時代は5000万年程続きました。
この時にできた大量の化石が、石炭になりました。
石炭の中には、シダの葉っぱと分かる跡が残っているものも見られます。
その後、花を咲かせ乾燥に強い実を作る植物に追われて、地上の主役から退きます。
木性シダは今では熱帯付近にひっそりと生き残っているのみです。
私はシダのそういう歴史的な背景や、独特の形に惹かれているのだと思います。
「ランとシダには手を出してはいけない。アリ地獄だから。」
。。。ちょっと、意味が分かってきた様な気がします(苦笑)