今日もうだる様な暑さでしたね。
朝、駅前で同僚と待ち合わせして、会うと早々にタクシーへ。
「○○○○社までお願いします。」
駅から歩いて20分ぐらいの所にお客さんの会社が有るのですが、
移動で体力を消耗してしまって、仕事の効率を下げたくないので、
行く時には必ずタクシーを使う様にしています。(ちょっとしたポリシーです。っていうとカッコ良いけど。。。 ^^;)
ふう。。。
車内はひんやりしてホッとします。
。。。。ん?
運転手さんの席に見慣れないディスプレイが付いているのを発見しました。
よく見ると、タイヤ、エンジン、モーター、バッテリーの絵とそれを結ぶ線が、
めまぐるしくチカチカと付いたり、消えたり、向きが変わったりしています。
これって、ハイブリットカーだったんだ。。。
(後で調べてみたら、「エネルギーモニタ」というものだそうです。)
停車すると、エンジンもモータも止まっていて、
発進するときは、エンジンとモーターが同時に動いて、2つの点線が車軸に向かっていて、
バッテリーから、モーターへ矢印が流れています。
スピードが乗ってくると、モーターが停止して、点線がモーターからバッテリーへ。。。
これは充電しているってこと?
アクセルを離すと、エンジンも停止して、車軸からモーターを経由してバッテリーへ。
車の速度が落ちてきて、アクセルを使うと、一瞬モータが動いて、バッテリーから電気が。。。
お、おもしろーい!!
初めて見ました(笑)
一人、目を輝かせてモニターに見入っていると、それに気づいた同僚。
「運転手さん、アクセルを離すと本当にエンジンが止まるんですか?」
「そうです。アクセルを踏んでいる時だけエンジンが動くんです。」
「へぇー! それはすごいですね!」
私は(ペーパドライバーですが ^^;)、教習所でマニュアル車で
初めてエンジンを掛けた時の苦労を思い出しました(笑)
車が波打つ様に、グワングワン動いた末にエンストしたものです。
(初めての時はみんなやりますよね?)
そんな見当違いな感動を覚えつつ、妄想はさらに進み。。。
同僚に向かって
「ねえ、これってオートマだから出来るんだよね?」
「え?!(何言ってんだこの人は)」
「全部、マニュアルでやったら死ぬよね?」
「はい?(先輩だから余りひどいリアクションは出来ない。)」
「発信の時はモーターとエンジンを同時に動かすんだよ。
で、スピードが乗ってきたら、モーターを切って、充電ボタンをオン。
下り坂になったら、エンジンを切って惰性運転して、
スピードが下がってきたらエンジンをかけるんだ。
で、もっと落ちてきたら、モーターをオン。
その間、電池の充電/放電の切り替えもしなくちゃいけない。
スイッチをパチパチ切り替えて、大変そう。。。」
「アクセルペダルが4つぐらい要りますね。。。 ^^;」
「コンピュータって偉大だよね。。。」
「はあ。 最近の車はコンピュータが無いと動かないって言いますよね。」
子供の頃に夢見たロボットとか、未来都市とかって、
案外着実に実現されつつあるのかも知れませんね。。。
プリウスPHV エネルギーモニター&ハイブリッドシステムインジケータ
小学生の頃、夢中になって読んだ本です(笑)