今回は、ちょっと違った観点からお話をしましょう。
やっぱり、妖精館を語る上で避けて通れない様な気がするので、
トライしてみる事にします。
私が会長をしていた頃ですから、会が発足して4年目位でしょうか。。。?
とある女性の会員さんのお便りに、こんな事が書かれていました。
「実は私、会の中に好きな人がいるんです。」
えっ!? 何故?? そんな。。。(汗)
当時の会員数は約100名。うち80名は女性でした。
残る男性20名のうち、約10名は関東在住でアクティブなメンバー。
うち、8名はスタッフ関係者(予備軍含めて)。。。
この中に犯人(?!)がいる。。。(^_^;
何となく◯さん(都合によりイニシャルも控えます。)が浮かんだので、
返事に「◯さんですか? うふふ。」とか書いてみましたが、回答は、
「そうです。良く分かりましたね。」でした。
がーん。。。
私は非常に衝撃を受けました。
だって、会員さんが全国に散らばっているサークルです。
直接会う機会なんて、1回か2回有ったかどうかでしょう。。。
紙面と、お便りの交流だけで、「恋愛」なんてものが「発生」するんでしょうか??
会合で有った時に一目惚れ??
いやぁ。。。◯さん、そこまでイケメンかぁ?(こりゃまた失敬 (^_^;)
「妖精館」は、自分で意図的に作った会だと思っていました。
放っておけばすぐにバラバラになってしまう集団を、
何とか繋ぎ止め、大勢の人々が醸しだす個性を引き出して、
みんなの力が、会を形成する方向に向けようと努力してきました。
自分と、自分の周りにいるスタッフが、流れを作って、
楽しさを提供し、会員さん達がそれを享受して会が盛り上がっていく。
スタッフは、会員さんの動きを注意深く観察して、
作品に行き詰まっている様であれば、アドバイスをし、
悩みが有る様なら、話を聞き、
退屈そうなら、笑わせて、
キッカリ、きっちり3ヶ月に一度、本を出す。。。
私は会に対して、こういう、ある意味シンプルな考えを抱いていました。
ですから、いきなり「会の中の恋愛」の話題を持ち出された時に、
ひどく戸惑いました。
そんなの有り?!
私が恋愛するとしたら、さしずめ。。。。?
Kさんかな? いや、まさか!? あはははは。。。。
(7年後、その方と結婚した私。 合掌(汗))
私の事はともかく。。。
若い男女が集う(って書くと何かすごいですが(^_^;)妖精館。。。
長い歴史の中で振り返ってみると沢山の「恋愛」が発生しました。
女性の多い会でしたので、スタッフ関係の男性はモテモテだったみたいです。。。
(私はともかく (-_-;))
私の知る限り、のべ約10組のカップルが生まれ、2組が結婚しました。。。
人が集まり、集団が活性化する事によって、想定以上の成果が生まれました。
妖精館は、今はもう無くなってしまいましたが、
こういう成果が残せただけでも、存在意義が有ったと言えるのかも知れません。