「事件が発生しているんですよ!」
隣の席の中国から来た留学生のバイトのH君が、私に話しかけてきました。
「えっ?!」
急なことで、思わず周りを見回してしまいましたが、
いつものメンツが静かにそれぞれのパソコンに向かっているばかり。。。
平和なオフィスです。
H君は、私の顔を見つめています。
「どうしたの?」
H君は、自分のディスプレイを私に向けて説明しました。
「このソースコードを見てください。
。。。ここで、このメソッドが呼ばれてしまうんです。
発生しない筈のイベントが起きているみたいで。。。」
「どれどれ。。。ああ、ここが違う。イベントの取るタイミングがね。。。
こうすれば。。。ホラ、ねっ。」
「ありがとうございました!」
問題が解決して、H君はにっこり。
プログラムが想定外の動きをした事を「事件」だなんて、
大げさな奴。。。(笑)
「事件は解決したかい?(笑)」
「。。。??」
H君は不思議そうな顔をしました。
しばらくして、
「あっ!」というと、私に向かって
「"Event" という単語は、日本語で何て言いますか?」
「えっ? 日本語でも "イベント" と言うんじゃないか。。。?」
「中国では "Event" を ”事件” って言うんですよ。」
「おお! なるほど!」
中国語の言葉(漢字)は、微妙に日本で通じてしまいますので、
こういうおかしな思い違いが発生してしまうんですね。。。
とても興味深いです。
私達のやり取りをみて、オフィス一同みんなで大笑い。。。
ウチの事務所は今日も平和です。
この映画は良かった。
最新作は。。。(涙)