shobuno's blog

shobunoの日記です。日々見たこと、考えたこと、思い出した事などを興味の向くまま書いていきます。

塾の先生だった

f:id:shobuno:20121103163301j:plain

今日は子供たちの宿題がたくさん有って、

何となく家でお勉強させていたら1日が終わってしまいました。

 

小6の娘は、速さ、時間、距離の所で悩んでいました。。。

 

「これはね。。。コツが有るんだよ。

 確か「はじき」の式。。。習った?」

「え? 何それ?」

「えっと、先ず、速さと時間と距離の関係の話だけど。。。」

(数直線を使ってひと通りの考え方を説明。。。)

「で、結局算数で扱うのは速さ、時間、距離の関係なのです。

 さっき説明した式をまとめると、「はじき」の式になります。」

(すっかり、頭は塾の先生モード(苦笑))

  

                  き(距離)

   ------------------------------------ 

    は(速さ) ✕ じ(時間)

 

「求めたいもの(「は」「じ」「き」のいずれか)

 を隠すと、式が分かるんです。

 例えば、速さを知りたければ、「は」を隠すと、

 「き」÷「じ」。距離は、「は」✕「じ」 という訳です。」

「そうか! 分かった。」

 

 高校生になって、中学生の頃に通っていた塾の先生に頼まれて、

「塾の先生」のアルバイトをしていました。

(確か、バイト禁止の高校だった様な気がしたけど。。。忘れちゃった (^_^;)

人にものを教えるという事は、とても刺激的で楽しくて、実入りも大変良かったので

高校〜大学と、色々塾を変えつつ続けていました。

 

 塾の先生の仕事は好きでしたけど、本物の「教師」には絶対になりたくないと

何故か思っていました。

きっと、勉強以外の事を教える事はできないだろうし、

毎年同じ様な事を教え続ける事は、退屈で自分には耐えられないだろうとか思っていたからです。

自分は絶対に、人にモノを教える商売だけはするまいと固く思っていたのですが。。。

 

気がつくと、こうして自分の子供たちに教えていたり、職場で部下やら同僚やらに、

モノを教えたり、酷い時には、他社へ出向いて技術研修の「講師」をすることになったり、道端やお店で、良く人にモノを尋ねられたり(これはあんまり関係ないか?(^_^;)

されます。。。(苦笑)

塾の先生だった経験は、今の生活に非常に役だっているんだなぁと思います。

 

うーむ、世の中なかなか思うように行かないものですね。。。