お客さんの所の木々もキレイに染まりました。
関東平野も、紅葉が鮮やかに見られる様になりました。
紅葉。。。
赤や黄色に染まる葉っぱ。。。
たしか、赤はアントシアンで、黄色はキサントフィル。
アントシアンは光合成の途中に出来る中間物質で、果実とかを赤く染める色素。
あれれ。。。?(忘れた (^_^;)
秋になって気温が下がり、光合成システムが機能しなくなるから、
水分をどんどん蒸散させる葉っぱは邪魔になるから、
秋が来ると、(落葉樹は)葉を捨て去ります。
この時に、木は体内に溜まった老廃物を葉っぱに集めて、
老廃物ごとまとめて捨てるんです。
何と効率的なやり方。
葉っぱを枯らせる時、まず葉緑体のクロロフィル(緑色)が分解して、緑色が抜けて
葉っぱに元々有ったアントシアン(赤色)なり、キサントフィル(黄色)が
残って、「紅葉」になるんですね。
紅葉になった葉っぱは、やがて付け根に「離層」というコルク状の蓋が作られて、
そこから分離されて、落葉します。
どうして紅葉するんでしょうね。。。?
色付く仕組みは、書いた通りなのですが、
どうして植物は美しく紅葉するんでしょうか?
ここからは、私の妄想です(笑)
例えば、昆虫だけに見える模様を花びらに表示させる花が有ります。
例えば、昆虫のメスの形にそっくりな花を付けて、オスを誘って受粉させる植物があります。
例えば、小動物を捕食する植物が有ります。
例えば、美味しい実を付けて動物に食べさせて、タネを運んでもらう植物が有ります。
例えば、良い香りを放って動物を集める植物が有ります。
例えば。。。
例えば。。。
植物は、動物の存在を「認識」しているんです。
植物は多分、動物の「感性」を理解している筈です。
美味しいとか、いい匂いとか、美しいとか。。。