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shobuno's blog

shobunoの日記です。日々見たこと、考えたこと、思い出した事などを興味の向くまま書いていきます。

「新世界より」を読んだ

感想

思えば、こういう純粋なSFを読むのは久しぶりで、冒頭からかなり引きこまれました。

ネットでの評判を見ると、「前半は我慢、後半は怒涛の展開」という感じのコメントが多かった様な気がしましたが、私は逆でした。。。

 

幼年時代の不気味な展開とか、冒険とか、親友の死の辺りのおどろおどろしい展開に魅了されたのですが、後半の「怒涛の展開」には、ちょっと引いてしまいました。

物語のスケールが大きく展開するにつれ、作者の力量が追いつかなくなってしまい、

上っ面だけ描写するだけで、いっぱいいっぱいになってしまった様に見受けられました。。。

(主人公の両親やら、町の重要な人々がたくさん死んでしまったのに、

 妙にサラっと流してしまったり。。。)

ちょっと風呂敷を広げ過ぎてしまったんですかね。。。?

前半の緊張感を維持出来れば、もっと名作になっていたのになぁ。。。

テーマが私好みだっただけに、ちょっと勿体無いです。 

 

とまあ、苦言は書きましたけど、全体を通して楽しく読むことができました。

超能力が人類に備わった時にどうなるかという事に関する設定は

かなり斬新で、説得力がある感じがしました。

 

 テレビを見ていて、訳わかんないなぁと思った方、

軽めのSFファンタジーを読みたいと思われる方辺りにお勧めします。

(この分ではTVアニメは相当厳しいなぁ。。。)

 

(★★★☆☆ 星3つ。ややお勧め)

 

新世界より(上) (講談社文庫)

新世界より(上) (講談社文庫)

新世界より(中) (講談社文庫)

新世界より(中) (講談社文庫)

新世界より(下) (講談社文庫)

新世界より(下) (講談社文庫)