(このお話は、昼食中の同僚との冗談話をヒントに作ったフィクションです)
(看護婦)「次の方、どうぞ!」
(患者)「はい。(ドアを開く音)お願いします。」
椅子に腰掛ける医者。デスクにはモニタが有り、レントゲン写真の映像が写っている。
(医者)「お掛けください。。。どうしました?」
(患者)「はい。ここ数日、体がだるくて、喉が腫れて、関節が痛くって。。。」
(医者)「そうですか。 チョット口を開けて。」
(患者)「はい。」
喉を見る医者。見終わると、机に向かいキーボードを叩き始める。
(医者)「えっと。。。「喉が腫れている」っと。。。」
(患者)「?」
(医者)「では、胸を開けて。」
(患者)「はい。」
聴診器を当てる医者。再びキーボードに向かう。
(医者)「えーと、「心音」は正常だが、「肺に異音有り」。。。エンターっと。」
画面にGoogleの検索結果が表示される。
(医者)「500件ヒットかぁ。。。」
(患者)「せ、先生?」
(医者)「んーと、食欲は?」
(患者)「あまり無いんです。。。」
(医者)「「食欲は無し」っと。。。394件かぁ。。」
先頭行をクリック。。。goo知恵袋のページが表示される。
(医者)「おお! ピタリのが有った。。。
どれどれ。アレ?まだ回答がないじゃないか。じゃ、違うのを見るか。」
(患者)「あの〜先生? 」
(医者)「(何件かクリック)。。。うーん、風邪かな? クスリは、えっと。。。」
(患者)「ダメだこりゃ (´・ω・`) 」
こんな医者はいないでしょうし、絶対かかりたくないですが、
システム開発の世界に置き換えてみると。。。当たり前の様に有るんです。
プログラミング中にちょっと躓(つまづ)くと、
google先生に頼り、合いそうなコードをコピーしてそのまま使ったりもします。
プロフェッショナルたるもの、きちんと技術を勉強して身に付けろと思うのですが、
日進月歩のこの世界、こうでもしないと、とても追いついて行けないのも事実です。
「人体」というシステムは、バージョンアップとか無いから、
お医者さんは、google先生に頼らなくともやって行けるんでしょうか。。。?
(オマケ)
ドリフのコントから。
(久々に見たけど、やっぱり面白いや。。。)