娘(小6)が、モーツァルトのK331(第3楽章)の練習を始めました。
K331の第3楽章と言えば、「トルコ行進曲」の名前で良く知られている超有名曲。
最近では、反抗期っぽい傾向が出てきて練習に身が入っていなかったのですが、
この曲に入ってからは妙に乗り気で、毎日熱心に練習しています。
小学校を卒業する位までは、ピアノを続けて欲しいな。。。
出来れば、モーツァルトの優しいピアノソナタ位弾ける様になると良いな。。。
そう思っていたのですが、何とか目標を達成してくれそうで嬉しい限りです。
娘がピアノを始めたのは、幼稚園の年少さんの頃だから、4歳位?
家に有った大きな電子キーボードで、私がバイエルを教えた所、
見る見る上達してしまい、1年後には赤いバイエルが終わりそうな勢いになり、
私の手に余る状態になってしまったので(笑)、本格的に教室に入れる事にしました。
教室に通い初めて数年は、とても楽しそうに練習したり発表会で演奏したりしていましたが、先生の出す課題がどんどん高度になり、楽しいばかりではなくなり、
小学校高学年になると、家で殆ど練習をしなくなってしまい、
発表会もパスしたりする様になってしまいました。
誰でもこんな時期はあります。
大らかな気持ちで見守りましょう。
先生はそうおっしゃっていました。
ピアノは、小学校で終わりかな。。。?
出来れば辛抱して、続けて欲しいんだけど、
続けられればきっと「自信」につながると思うんだけど。
あんなに辛そうにしているんだから、もう続けられないかもね。。。
最近ではそんな風に思っていたのですが。。。
モーツァルトを始めてから、すっかり昔みたいに楽しげな練習の音が聞こえて来るようになりました。
(妻)「騙されちゃいけないわよ。今だけよきっと。。。」
妻はそんな事を言ってますが、私はこれがキッカケになるんじゃないかと、
密かに期待しています。
ピアノを弾き終わった娘が私に話かけます。
(娘)「お父さん、今のどうだった?
「まえだあつこ」風に弾いてみたんだけど。。。?」
(私)「えっ? 「まえだあつこ」って誰???」
(娘)「ホラ、おとうさんがいつも聴いているピアニストだよ。」
(私)「えっ? まえだあつこ。。。?」
(妻)「バカねぇ。。。前田敦子は、AKBでしょ? (苦笑)」
(娘)「え? あれ??」
(私)「。。。もしかして、内田光子?」
(娘)「そうそう! そんな感じ。」
(私)「 「田」と「子」しか合ってないじゃん! (^_^; 」
さすが、天然物は違います。。。(苦笑)
お口直しに、内田光子さんによる、K331の第三楽章をお送りします。。。
Mozart- Piano Sonata in A major ('Alla Turca') K. 331- 3rd mov. Alla Turca, Allegretto