息子(小2)が0点の答案を持って帰ってきました。。。
丸が付いているけど。。。?
ああ! 名前が書いてなかったのか。。。
早速、息子を呼びます。
私「こらっ!! 0点を取るとは何事だっ?」
息子は平気な顔をしています。
(母の恐ろしさに比べれば父の怒りなど可愛いものとか思っているに違いない (^_^;)
「あのな、問題が全然分からないで0点取ったのなら、怒らないよ。
分からない所、分かるまで全部教えるから。。。
でもね、名前を書かずに0点はダメだ。
前から言っているだろ、名前は最初に書けって。。。
ちゃんとしていれば出来る事を、怠けて失敗するのはダメだ!」
「でも、問題は全部合っていたから良いじゃん。」
「ダメっ! だから、こういう失敗は無駄なんだから。。。」
ふと、私の脳裏に嫌な思い出がよぎりました。。。(^_^;
「あのね。。。むかしむかし、もう何十年も前。。。」
「ん?」
「ある中学校で、「数学コンテスト」(略して数コン)というのが有ったんだ。
1学年400人ぐらいいたかな。。。?
同じ学年が同時に、数学。。。算数だね、のテストを受けて、
学年で成績を競争し合うというコンテストだったんだけど。。。」
「ふーん。(それが何?)」
「お父さんもそれを受けたんだ。
しばらくして、担任の先生が変な事を言ったんだ。。。
「この間の数コンだけど。。。結構難しかったみたいで、
満点の人は学年で一人しかいなかったんだ。
でも、その答案に名前が書いてなかったらしいんだ。。。」
教室のみんなは大笑い。誰そんな奴いるの? バカだなぁ。。なんて笑ったんだ。
お父さんもみんなと一緒に笑った。。。」
「それで?」
「うん。それからまたしばらくして、答案が返されたんだ。
先生が一人一人名前を呼んで、答案を返した。
お父さんの名前は、なかなか呼ばれなかった。
どんどん名前が呼ばれて、みんな答案を受け取って。。。
とうとう、最後の答案を返したんだけど、
お父さんは呼ばれなかった。。。
先生が、
「これで、みんな返したかな?」
お父さんが、
「せんせい〜! ボク、呼ばれていないんですけど。」
と言うと、先生。
「ばか! お前が学年で一人だけ答案に名前を書かなかった奴だったんだよ!!」
教室中大笑いで、さすがのお父さんも、かなり恥ずかしかったんだ。。。」
「で、どうなったの?(笑)」
「全問正解したけど、0点さ。せっかく頑張っても、こういうミスをすると
全部ムダになってしまうんだから。
つまらないミスはするんじゃないぞ。。。(お互いに(苦笑))」