shobuno's blog

shobunoの日記です。日々見たこと、考えたこと、思い出した事などを興味の向くまま書いていきます。

桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿

f:id:shobuno:20130328204525j:plain今週のお題「お花見」

客先で残業をして帰り道、ふと見上げると満開の桜。

夜桜って風情がありますね。。。(写真の出来はともかく (苦笑))

 

 期末決算時期なのですが、ちょっとシステムがトラブってしまい。。。

連日対応に追われています。

昼間、ヒイヒイ言いながらデータを追っかけて対応に頭を絞っているのですが、

夕方、ふと飲み物を買いに外に出てみると、暖かで桜も満開で、春爛漫という感じ。

まるで別世界に来た様です。

 

 今の作業場のとある工場は、敷地内に桜の巨木がたくさん植わっていて、

もうそれはそれは見事に咲き誇っています。

門前にも立派なのが有ったのですが、大きな枝を何本もバッサリ切ってしまって、

無残な感じになっていました。

 

今朝、お客さんの所へ向かうタクシーに乗っていると、

(運転手さん)「いい気候になりましたね。」

(私)「はい。本当ですね。」

(運転手さん)「仕事なんかさぼって、花見にでも行きたいですよ。」

(私)「コレが終わったら、サボっちゃっても良いですよ。」

(運転手さん)「 ははは(笑)」

 

しばらくこの辺りの桜の名所の話をしていますと、

お客さんの工場の門が見えてきました。

 

(運転手さん)「ああ、桜の枝をあんなに切ってしまって。。。」

(私)「本当、勿体無いですよね。何考えているんでしょう?」

(運転手さん)「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿って言いますよね。」

(私)「そんな言葉があるんですか? 

    じゃあ、◯◯さん(お客さん)は、バカって事ですか?」

 

私が◯◯の社員だったらこの運転手さん、どうするつもりだったんだろうと思いつつ、

「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」を調べてみると。。。

 

 桜の枝は剪定せんていのはさみを入れない方がよく、梅の枝はきちんと剪定したほうがよいということ。伸びるに任せた桜は華麗に花を咲かせ、手入れの行き届いた梅は見事な花実をつける。それを知らないのは馬鹿だとして、剪定の選択の大切なことを言う。

 

だそうです。

実際には、ちゃんと処置を施せば桜も剪定しても大丈夫らしいのですが、

◯◯さん、門前の目立つ巨大な桜をバッサリとやってしまったのでとても目立つし、

やっぱりかなり勿体無い感じでした。

これを見て残念に思う人は、この運転手さんに限らず、結構いるのではないでしょうか。。。?

 

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夜桜もう一枚。