shobuno's blog

shobunoの日記です。日々見たこと、考えたこと、思い出した事などを興味の向くまま書いていきます。

二反五畝

f:id:shobuno:20130405175937j:plain仕事の帰り道、踏切待ちでぼんやりしていると、自転車に乗った地元のおじいさんに

声をかけられました。

「おいっ。この踏切、なんて読むか知っているか?

 何でこんな名前を付けたんだろうな?」

 

普段からぼんやりしている事の多い私は、こういうハプニングに弱いんです。。。

 

 

「え? ええっ?!」

 

私がマゴマゴしている間に、電車が轟音を立てて通り過ぎ、遮断機が上がって

そのおじいさんは、私を見もせずに颯爽と自転車に乗って去って行ってしまいました。

 

お、おじさん。。。答えは?? 

 

全く、声を気軽にかけられ安い体質には困ってしまいます。。。(^_^;

 

このままでは気になってしまいますので、調べてみると。。。

 

二反五畝とは、農地の面積の事でした。

1.8メートルの事を「1間(けん)」と言いますが、1間✕1間の事を1坪と言います。

良く、家の広さを表す時、昔の人(?)は何坪の土地とか言っていました。

農地の広さを表す時には、この1坪の事を「1歩(ぶ)」と言います。

(あ? 退屈ですか? スミマセン、もうちょっとお付き合い頂ければ

 幸いです(^_^; )

 

30歩の事を1「畝(せ)」と言い、10畝を1「反(たん)」と言います。

「1反の田んぼ」とか聞いた事があります。。。

「一反木綿」は。。。関係ないか(笑)

 

「二反五畝」は「にたんごせ」と読むんですね。

言葉からして、農地の面積を表している事は明白なのですが、

どうしてこんな名前になったのかとか聞かれてもちょっとねぇ。。。

さすがに分からない。。。(苦笑)

 

「二反五畝」はどのくらいの広さなんでしょう。。。?

計算してみると、750坪。。。2430平方メートル、結構広い。。。

正方形にすると一辺の長さが49メートル。

 

初め、踏切の広さの事かな?と思ったのですが、この踏切は小さくて、

幅員(道幅)が6メートルしか有りません。

 

今は無いけど、きっとこの踏切の近くに二反五畝の田んぼか畑が有ったんですよ。

しかしそれにしても、勝手なおじいさんだったなぁ。。。

 

今度会ったら、立板に水で説明して差し上げるんだけど(苦笑)

 

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飛行機雲がキレイでした。