仕事の帰り道、踏切待ちでぼんやりしていると、自転車に乗った地元のおじいさんに
声をかけられました。
「おいっ。この踏切、なんて読むか知っているか?
何でこんな名前を付けたんだろうな?」
普段からぼんやりしている事の多い私は、こういうハプニングに弱いんです。。。
「え? ええっ?!」
私がマゴマゴしている間に、電車が轟音を立てて通り過ぎ、遮断機が上がって
そのおじいさんは、私を見もせずに颯爽と自転車に乗って去って行ってしまいました。
お、おじさん。。。答えは??
全く、声を気軽にかけられ安い体質には困ってしまいます。。。(^_^;
このままでは気になってしまいますので、調べてみると。。。
二反五畝とは、農地の面積の事でした。
1.8メートルの事を「1間(けん)」と言いますが、1間✕1間の事を1坪と言います。
良く、家の広さを表す時、昔の人(?)は何坪の土地とか言っていました。
農地の広さを表す時には、この1坪の事を「1歩(ぶ)」と言います。
(あ? 退屈ですか? スミマセン、もうちょっとお付き合い頂ければ
幸いです(^_^; )
30歩の事を1「畝(せ)」と言い、10畝を1「反(たん)」と言います。
「1反の田んぼ」とか聞いた事があります。。。
「一反木綿」は。。。関係ないか(笑)
「二反五畝」は「にたんごせ」と読むんですね。
言葉からして、農地の面積を表している事は明白なのですが、
どうしてこんな名前になったのかとか聞かれてもちょっとねぇ。。。
さすがに分からない。。。(苦笑)
「二反五畝」はどのくらいの広さなんでしょう。。。?
計算してみると、750坪。。。2430平方メートル、結構広い。。。
正方形にすると一辺の長さが49メートル。
初め、踏切の広さの事かな?と思ったのですが、この踏切は小さくて、
幅員(道幅)が6メートルしか有りません。
今は無いけど、きっとこの踏切の近くに二反五畝の田んぼか畑が有ったんですよ。
しかしそれにしても、勝手なおじいさんだったなぁ。。。
今度会ったら、立板に水で説明して差し上げるんだけど(苦笑)
飛行機雲がキレイでした。