あじさいの季節まで、あとすこし。
お金の捻出が苦しかったり(汗)、忙しかったり、忘れていたりして。。。(^_^;
お風呂の給湯器を交換する件が伸び伸びになっていたのですが、
もうそろそろ、本気で交換しないとマズイかも。。。
と思いたって、ゴールデンウイーク明けに業者に手配したのですが、
昨日、朝8時半から工事業者の人が2人家にやって来ました。
「すみません、よろしくお願いします。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
やってきたのは、40歳前後のベテラン風な人と、
20歳になったばかりぐらいの若い人でした。
二人とも実直そうで真面目そうで、私は安心しました。
お風呂、給湯器、リモコンの場所を教えると、早速作業にかかりました。
年上の方が若者に作業手順を指示し始めています。
私は邪魔にならないように、そっと別室へ引き上げました。
始めの2時間ぐらいは、順調な風で、
二人は、テキパキ移動しながら作業を進めている様子だったのですが、
2時間半を過ぎた頃。。。
作業の音がパタリと止みました。
ん? そろそろ終わりかな。。。?
そっと、さり気なく別の用事で通りかかるフリをして(そこまでしなくても(^_^;)
二人が作業している部屋の前を通りかかってみると、
意外な事に、二人は床に座り込んで、俯いて(うつむいて)いました。。。
年上の方の人が絞り出す様な声で
「ダメだ。
どうしよう。。。?」
とつぶやきました。
えっ?!
何で?!
失敗?!
この様子からすると、事態は相当深刻な様子でした。
プロの人がふと吐き出す不用意な一言。
これほど不安を掻き立てられる事はありません。
怖いので、話かける事も出来ませんでした。。。
昔、神楽坂の駅で電車を待っていた時、構内にこんなアナウンスが流れました。
「間もなく◯◯番線に◇◇行きの電車が参ります。
危ないですから、白線の前まで下がってお待ちください。
。。。あれっ?! (ブチッ ←放送が切れた音)」
「あれっ?!って何? 怖いよぉ。。。(^_^;」
おっと、話が脱線してしまいました。
それから一時間程作業は続き。。。
「旦那さん、終わりました。」
「はい!」
「工事が終わりました。
ひと通り工事の説明と、給湯器の操作についてご説明します。」
「あ、はい。」
「まず、給湯器の設置ですが。。。(工事内容の詳しい説明)。。
で、一つお伝えしなくてはいけない事があります。」
きたきた。 どんな悲惨な事が起こったのか。。。?
私は身を固くして身構えました。
「実は。。。」
「(ごくり。)」
「この給湯器、壁に固定するために3本の金具を壁に打ち付けて、
その金具で本体を固定しているんです。
で、一番下の3本目の金具なのですが、ちょうどその位置(の壁)に
電源タップが有るので取り付けられないんです。」
「え? ああ、成程。。。」
「給湯器を壁に固定する分には、2本の金具で充分止まりますので、
無くても大きな問題にはならないと思うのですが。。。」
「ああ、そうですか。仕方ありませんね。
2本で良いですよ。」
「しかし。。。前の機種も同等の作りでして、
3本の金具が必要だった筈なのですが、2本しか付いていませんでした。」
「。。。手抜き工事だったって事ですか?」
「。。。ええ、まあ。。。(汗)」
今明らかになる、衝撃のマンション手抜き工事の実体です。。。(^_^;
きっと設計ミスで、全戸金具2つで取り付けてしまったんでしょう。
とても恐ろしい事です。。。
とまあ、色々有りましたが、新しい給湯器は元気に稼動中です。
ハウジング提示特価価格よりも8万円程安く上がりました。