この間会った旧友のHくんとの会話の中で
H「水耕栽培の話見たよ。面白そうだね。」
私「すごく面白いよ! 植物が凄い勢いで成長するんだよ。」
H「美味しい?」
私「うん。完熟させてから取るから買ったものよりもずっと美味しいよ。」
Hくんはしばらく考えた様にしてから
「でも、オーガニックじゃないよね?」
と言いました。
えっ?
「オーガニック」って、有機農法という意味で、
確か農薬を使わず、化学肥料を使わず、
土壌の持つ自然の力だけで作物を育てる方法だったはず。。。
うちの水耕栽培では、(虫が大の苦手の癖に(笑))農薬は決して使わないけど、
溶液は使う。。。これって言ってみれば「化学肥料そのもの」だから。。。
やっぱり「オーガニック」とは言えなくなっちゃうかな。。。?
あっ?!
そもそも、土を使ってないから「土壌」そのものが無い訳で、
「オーガニック」の前提に真っ向から対立する邪悪な農法かも知れない。。。(^_^;
↓邪悪な植物。(オイオイ (苦笑))
で、気になって、有機農法がそれ程良くて、
化学薬品や科学的手法を使った農法が悪いのか?
ネットで調べてみたのですが。。。
有機農法だからと言って、環境に優しいばかりではなく、却って環境に負担をかける事もあるとか、有機農法で育てられた作物は、害虫から身を守る為に、毒(?)を多めに分泌する事があるとか。。。虫や病気にやられて味が落ちる事があるとか。。。
いやいや、自然の毒なんて微々たるもので、人間は昔から無農薬の野菜を食べていた筈だから、大丈夫な筈だとか。。。
人体に悪影響を及ぼす農薬が有るのは確かだけど、そうでない(とされる)ものも有るとか。。。遺伝子操作をした結果、より体に良い作物になる場合があるとか。。。
うーん、良く分かりませんね。
ただ何となく、「オーガニック至上主義」の方の主張には、
ちょっと狂信的ないかがわしい臭いを感じてしまう。。。。あくまで何となくですが。
農薬や化学肥料がもし無かったとしたら、作物の供給量はガタ落ちになって、
今の人口はとても支えられなくなって、
世界の全人口は今の1/10以下、平均寿命40歳の世界。。。
ちょっと前(200年位?)の世界に逆戻りしてしまう事でしょう。。。
結論としては、オーガニックの考えも大切だけど、
農薬や化学肥料や遺伝子組み換えの技術はやっぱり必要で、
人体に及ぶ害が最低限になるように注意しながら工夫して使って行こうね。
という、何とも玉虫色の結論に成らざるを得ない様な気がします。。。(苦笑)
閑話休題。
↑このキュウリ、気づいたら30センチ位になってしまっていて(^_^;
慌てて今朝、収穫して頂きました。。。
味は、最高っ!
「ちょっと砂糖入ってるんじゃないの?」
と思える位甘かったです。
子供たちも、文句を言わずにパクパク食べていました。
朝食時、4人では食べきれず。。。
半分に切って、夕食に残りを妻が食べたそうなのですが、
「時間を置くと美味しくなかった。。。(><)」
と言っていました。(大きくなり過ぎていたのかも知れません。)
ともかく、採れたてをすぐに頂くのが良さそうです。