採れとれお野菜一杯サラダ(^_^;
トマトは50個を超えました。
今朝の食卓にて。。。
私「そういや、夏休みっていつからだっけ?」
娘「来週からだよ。」
私「ええっ?! もう、夏休みなの?」
何だか最近、私の周囲の時間が急加速している様な… (^_^;
昨日、「オープンリール」とか「LP」という単語を書いて、
ああ、そういや昔は「レコード」なんて物が有ったなぁと思い出しました。
今の子供たちに「レコードって知っている?」と聞いても、
恐らく知らないんでしょうね。。。きっと。
レコードを知らない方のために。。。
レコードとは、古くはエジソンが円筒形の筒に錫の箔を貼ったものに、
針で傷をつけて音の振動を記録する「フォノグラフ」とう機械から始まりました。
音を再生する時には、傷の上に針を置いて、針が振動する事で音を再現するという
よく考えると凄い発明品です。
円筒形のレコードは、円盤式のレコードになり、
機械の性能が上がり、録音時間も長くなりましたが、原理そのものは、
エジソン時代のものと変わり有りませんでした。
私の子供の頃は、レコード全盛の時代でした。
折からのオーディオブームと合わさって、レコードは大変な人気でした。
レコード針の素材は、ダイアモンドが良いとかサファイアが良いとか、
ピックアップ(針の振動を電気振動に変える機械)は、
MM式が良いか、MC式が良いかとか。。。(MCが高級品だったかな。。。?)
最初はモノラル(1チャンネル)だったのが、
ステレオ(2チャンネル)になったりして。
(そう言えば、レコードのステレオってどういう仕組なんだろう? (^_^;)
秋葉原の電気街に行くと、大きなビル丸ごと「レコード館」になっていて、
膨大な種類のレコードを販売していました。
心なしか高級感を感じる店内、穏やかで知的な雰囲気の店員さん達。。。
レコードの販売はこんな感じでした。
「すみません、◯◯のレコードが欲しいんですけど。」
「かしこまりました。今在庫を見て参りますのでしばらくお待ちください。」
「はい。」
。。。待つこと数分。
「お待たせいたしました。お客様この商品で間違いないでしょうか?」
「はい。」
店員さんは、おもむろにジャケットから黒く輝くレコードを取り出します。
白熱灯のスポットライトにレコードを当てながら、
「お客様、ご確認ください。」
「あ、はい。。。」
レコードはとても傷つきやすい商品でしたので、大きいレコード店では、
こんな風に、お客さんに目で傷がないことを確認させたりしました。
この雰囲気が、何とも高級な感じで。。。小学生の頃の私はシビレました(笑)
レコードは当時1枚3000円。
小学生にとっては(小学生でなくても?)高級品でした。
ああ、早くお金の事を気にせずにばんばんレコードを買える様な大人になりたい。。。
(。。。って、今だになっていないし(苦笑))
そんな高級感あふれる、魅力的なレコードでしたが、衰退は突然でした。
それこそ、巨大隕石に直撃されて急激に絶滅した恐竜みたいに。。。
レコードは音楽の媒体としては、なかなか素晴らしかったのですが、
大きな欠点がありました。
先程も書いた様に、傷つきやすいこと。
埃がこびりつきやすいこと。
鋭い針で再生するので、摩耗して音質が悪くなってしまう事。
再生中に雑音(静電気のパチパチとか)が出やすい事など。。。
レコードが急激に衰退したのは、1980年代に登場したCDの影響です。
それはもう劇的な変化でした。
2,3ヶ月前までは、レコードで一杯だったお店が、
行ってみると、全部CDになっていてショックを受けた覚えがあります。
当時私が集めていたLPは、約50枚程。
うーん、アレはどうなったんだろう。。。?
その後、爆発的にCDが普及た訳ですが、
それも最近になって下火になってきて。。。
恐らく、音楽をディスクメディアに入れる時代は間もなく終わると思います。
音楽はネット経由で購入する時代がもう暫く続いた後は、恐らく、
音楽はネット経由でストリーミングで聞く時代になると思います。
音楽は「個人でコレクション」するものではなく、
「みんなで消費」する時代に。。。
誰でも好きな曲を好きなだけ聞ける時代に。。。
恐らく向かって行くことでしょう。
レコードやCDのコレクターだった私には、
ちょっと寂しいものを感じますが。。。まあそんな物でしょう。
余りにも前振りが長くなってしまい(前振りだったのか? (^_^;)
本題に入れないまま、その2に続きます。。。(苦笑)