数日前の話。
私が電話を取ると。。。
「モシモシ?」
「あのぉ。。。」
「はい。」
「ハローワークを見たのですけど。」
「あ、はい。」
「私、今年の3月まで勤めていたのですが、Webシステムの仕事を手がけておりまして、
Javascript、C#、VB、ひと通りのデータベース、クラウドの技術、
モバイルの開発も少し、経験してきたんです。」
「はい。(ちょっと凄いかも。)」
「でも、年齢が62歳でして。。。」
「えっ」
「それでも応募しても宜しいでしょうか?」
「いえ、ウチは年齢で落とすとかしていませんので、是非応募してください!」
「そ、そうですか?」
「はい、お待ちしております!」
ガチャ。
ふう。。。
その様子を横から見ていた社長(70歳)が
「おい、shobuno?」
「え? はい。」
「そんな事を軽々しく言うもんじゃないよ。」
「ん?」
「そういう時は、「ウチは原則として年齢で落とす事はありません。」とか
言って置くもんなんだよ(苦笑)」
「そ、そうですか。すみません。。。
でもさっきの人、ちょっと凄そうだったのでつい。。。」
その彼から、今日履歴書が届きました。
電話通りの素晴らしい経歴で、
会う前からもう採用が決まった様な雰囲気。。。(^_^;
少し前から人手不足が深刻化して、ハローワークにアルバイトの
求人を出していました。
「キレイなお姉さんが来るといいな」(若手の社員)
「若者は教育が大変だよね。覚悟しておこう。」
などと話をしていたのですが、フタを開けてみると。。。
先日から来ている方は53歳のおじさんで、
昨日から来た方は、50歳のおじさんで、
今日経歴書が届いたのは62歳のおじさん。。。(^_^;
比較的高齢の人材が、世の中には溢れているのかも知れません。
むしろ、そっちを狙った方が成果が得られたりして。。。
そんな事を考えていると、また電話が鳴りました。
私「はい。。はい。。 ええ。。 そ、そうですか?!
いえ、大丈夫ですよ。 はい。是非応募してください。。。
はい。ではそういうことで、よろしくお願いいたします。」
ガチャ。。。
私「あの。。。皆さん。」
皆がこっちを見ました。
「また、ハローワークの求人の問い合わせがありました。
システム開発の経験が豊富に有り、特にWebシステムが得意だそうです。」
みんな「(ゴクリ)」
私「で。。。今度は、64歳だそうです。。。」
みんな「?! (^_^;」
「ウチの会社、ジジイの集団になりそうだな。。。(^_^;」
「案外、良いかも。。。」
ウチの会社は、一体どこに向っているんでしょう。。。??
私は、徐々に「若手」社員になりつつ有ります(いや、マジで。。。苦笑)