エンダーのゲームが映画化されるとの事で。。。
あの作品には、大変思い入れがあるので、
「映画化」には嫌な予感しかしないのですが。。。(^_^;
どうなんでしょう?
「映画」じゃ、短すぎて、あの作品の1/4も描けないでしょう。。。
ま、結局、観てしまうんだろうけど。。。
期待ちょっぴり、不安一杯っていう感じです。。。
月並みなアクション映画にだけはして欲しくないんだけど。。。(汗)
エンダーシリーズについては、そのうちまたしっかり書きたいと思っているのですが、
今日は、エンダーシリーズの別の作品のお話です。
- 作者: オースン・スコットカード,Orson Scott Card,田中一江
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2000/11
- メディア: 文庫
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今更ですが、「エンダーズ・シャドウ」を読み始めています。
本屋に行っても無くて、Amazonの古本でゲットしました。
この作品は、「エンダーのゲーム」のお話を、別のキャラクター、
「ビーン」という少年から描いた作品になります。
オースン・スコット・カードという作家は、登場人物がなぜそのような行動を
取るのかを、丹念に丹念に描きます。
生まれた時、どうだったのか、
どういう風に育てられたのか、
何が一番大切だと思うのか、
それはどうしてか
丹念に丹念に描くものですから、読むうちにそのキャラクタの事が(悪人、善人問わず)手に取る様に理解でき、そしてそのキャラクタと一体化できる様になります。
前作のエンダーの描写も凄かったのですが、今回のビーンも、凄まじい。。。
前作でもビーンは登場し、とても重要な働きをしていたのですが、
ビーンの視点から見ると、
そうか、オマエはあの時、こんな風に思い行動していたのか。。。
と、新発見の連続です。。。
オースン・スコット・カードは、「人物」を描かせたら超一流の作家だと、
密かに思っております。。。
(単に私に合う作家なのかも知れませんが)
まだ上巻が終わった所です。
まだもう一冊残っているという幸福感と、コレを読んでしまったらまた一つ、
ワクワクできる本を消費してしまう。。。勿体ない様な気がしますね。
上手く言えないけど、「読書」って、贅沢な趣味だと思います。。。