夜が明けます。
色々な色。。。
すっかり「冬」になってしまいました。
通勤途中の菊が盛りになっていて、それはそれはキレイです。
仕事に追われています。
にわかに、「急ぎ」のお仕事が同時に3つ押し寄せてきました(体は一つだというのに。。。苦笑)
今日はお疲れなので疲れた時に聞きたくなる音楽のお話でも。。。
もう何十年も前のお話です。
私は小学校に上がる前でした。
家のテレビは白黒で、長い足が4本付いているやつでした。
多分、NHKだったと思います。
積み木の様な図形が鳥になったり、パラパラ色々な形に変化したり。。。
そんな映像をぼんやりと覚えています。
音楽が妙に記憶に残っています。
カッコーの声や、ガリガリと歯車を回す様な音が所々に入る曲でした。
水笛、ラッパの音も大変印象的でした。
全体的には短い曲でしたが、オーケストラが演奏していました。
大変この曲が好きで、始まるとぼんやりと聞きいっていたものでした。
さて、この曲は何でしょう。。。?
ヒント。。。
こんな曲です。
「ちゃーん ちゃちゃちゃ〜 ちゃちゃちゃ〜 ちゃちゃちゃちゃちゃ
ちゃんちゃらららら カッコー カッコー カッコーカッコーカッコー ♪」
(こんなんで分かる訳ないわい! (^_^;)
いやいや、私の声をこの文章に埋め込めないのが残念です(笑)
ネットに動画が落ちていないかと探してみましたが、見つからず。。。
この動画を探していらっしゃる方々も結構いるみたいで、
私と同じような人がいるんだなぁと妙に感心してしまいました。
お分かりになった方が、もしかして居らっしゃるかも知れませんが、
答えは「おもちゃの交響曲」です。
この曲、長らく作曲者が不明の謎の音楽でした。
古くはヨーゼフ・ハイドンと言われていましたが、それにしては作風が違う。。。
どれも確証が無かったのですが、1950年代に発見されたレオポルド・モーツァルトの「カッサシオン」という作品の一部が、この「おもちゃの交響曲」だったということで、現代ではレオポルドの作品だということで落ち着いています。
レオポルド・モーツァルトといえば、有名なモーツァルト(アマデウス)のお父さん。
そう言われてみると、単純だけどもユーモラスで、美しいこの「おもちゃの交響曲」は、モーツァルトの楽曲と何か共通点がある様な気がしてきます。
オススメのCDとしては、明るくて元気な↓これ。
標準的な演奏です。
L.モーツァルト&W.A.モーツァルト:おもちゃの交響曲ほか
- アーティスト: クルト・レーデル(cond)
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2012/12/05
- メディア: CD
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本格的に「カッサシオン」として聞けるこのアルバム。
マリナー演奏で、アイネ・クライネ・ナハトムジーク(の正式版?)も一緒に楽しめるオススメのCDです。
優しくて楽しくて癒される音楽。
私がクラシックを好きになったのは、この曲が刷り込まれていたからだと思います。