今から20年近く前に描いた私の絵がピアノの上にひっそりと飾られていました。
(まだ有ったのかぁ。。。^^;)
これは、私が紙に描いた最後の作品です(多分)
また描ける日が来るんでしょうか。。。?
さて今日は、岡山滞在の事実上の最終日になります。
まだ、話題にしていなかった事を思い出しましたので、今日はその話をしましょう。
数日前、例によって嫌がる息子を引きずって、近所にお散歩していました。
のどかな山の風景を見つつ
川を眺めつつ歩いていると
こんもりした小山が目に入りました。
そうそう! そういえば鏡野町にはコレが有ったんだっけ。。。
私「あれっ?! あれは何だろうね?(わざとらしい言い方(笑))」
息子「え? 何?」
私「ちょっと見てみようか?」
息子「。。。いや、早く帰ろうよ」
息子の手を引いて、それに近づいていきました。
看板が出ています。
法明寺火の釜古墳です。
看板を読み上げてみます。
私「1400年前の古墳だって。古墳って知っている?」
息子「うん。古い王様のお墓でしょ?」
私「そうそう! 円墳と書いてあるから、丸い古墳だね。」
別の看板には、古墳の構造図が描かれていました。
息子「どこにあるの?」
私「ほら、すぐそこに。。。」
腰が引けている息子を引きずって(^^;)古墳の入り口まできました。
息子「うわっ! ホントだ。。。」
大人が腰をかがめてやっと入れそうな横穴が口を開いていました。
私「すごい大きな石が使われているね! どうやって作ったんだろうね?
この中に、棺桶とか刀とか宝物が入っていたのだけれども、
調査の時に誰かが持って行っちゃったんだよね。」
息子「。。。。」
私「入ってみる?」
息子「や、やめとこうよ。」
私「そうだね。。。(実は私もちょっと怖い(苦笑))」
こんなに立派な古墳が有るという事は、ここ鏡野町は、
古代から人々が住んでいた土地だったのでしょうね。。。
先日紹介した、枡形城跡といい、円通寺といい、大美彌神社といい、
今は、一見なにもない静かな集落に見えますが、
とんでもなく古い歴史を秘めているんだという事を実感させられました。
鏡野町、侮りがたしです。。。 ^^;