タラの切り身、甘い豆、こんにゃくとゼンマイとたけのこと人参と椎茸の煮物に、
ゆでたスナップエンドウ。
味がちゃんと効いていて、もはや普通に美味しいお弁当です(笑)
寒いです!
関東では、天気は良いのですが風が冷たくて、強風にさらされていると、
だんだん意識が遠のいてしまうぐらい寒いです。。。
さて、今日は「たまには、クラシックを聴こう!」略して「たまクラ」です(?(^_^;)
(そういう企画を立てていた事をすっかり忘れかけていました(苦笑))
ムソルグスキー 禿山の一夜(リムスキー=コルサコフ編) - YouTube
今夜ご紹介するのは、「禿山の一夜」です。
リムスキー=コルサコフ編。。。元々はムソルグスキーが
20年もの時間をかけて作り続けた挙句、発表される事のなかった作品を
リムスキー=コルサコフが見出し編曲して、世に出された作品です。
「禿山の一夜」
夏至のお祭り「聖ヨハネ祭」で、大騒ぎして楽しもうとしていた若者が、
禿山で恐ろしい目にあうというお話をモチーフにした音楽です。
11、12分程の曲ですが、ストーリーがあります。
魔女達が集まってきて、サタンが行進し、邪教の歌と続き、
最後に魔女たちの夜会(サバト)になるというお話です。
冒頭からとても印象的なテーマで、聴きやすく、テンポが良くてドラマチックで、
しかも曲の長さもちょうどお昼休みの放送(15分)にピッタリ。。。
(食事に合うかどうかはともかく(笑))
中学一年の頃、私の担当の番組で、この曲を採用したのですが。。。
この番組を収録する直前に、大事件(?)が起こりました。
なんでも、放送の仕事をしている時に、先輩達が放送室でお菓子を食べていたのが
発覚したとかで。。。(今から思うと、とても可愛い話だ(笑))
放送部のメンバー全員が先生に呼び出されて、メチャクチャ叱られました。
当時の放送部の先生は、とても厳しい人で、何か有るとすぐ激怒して、
生徒を殴りつけるとかそんな感じの先生でした。。。
中1だった私は、激怒する先生に震え上がったものです。
「このような「不祥事」を出した責任を取ってもらう。
事件に関わったモノ達は謹慎処分として2週間(だったかな?)の間
活動禁止とする。」
後に、放送部員から「不祥事事件」と呼ばれる「スキャンダル」でした。
男子の先輩方はほとんど、同級生の女子(アナウンサー)も処罰の対象になり、
活動できる放送部のメンバーは、ほぼ半減。。。
しかも残ったのは、ペイペイの一年生と、2年生の女子数名のみ。。。(^_^;
残された一年生男子達にはいい迷惑でした。
事件には一切関係なく、いきなり呼び出されて叱られて、
訳が分からないまま「責任」として、自分たちだけで部を切り盛りして
いかなければならなくなってしまいました。
まるでファーストガンダムの、ホワイトベース状態です (^_^;
収録の日。。。
放送原稿は私が書き、それを読み上げるは2年生(先輩)の女子達でした。
純粋可憐だった(?)私は、先輩のしかも女子にアレコレ指示するのが、
怖くて仕方ありませんでした。。。(^_^;
私「せ、先輩、お願いします。原稿、これです。」
先輩「うん。分かった。 キミなんて言うの?」
私「し、shobuno(仮称)です。。。」
先輩「よろしくねぇ〜(笑) (小さい声)可愛いじゃん」
私「ひー ><;」
私と一緒にいた同級生のKくん共々、震えながら収録が始まりました。
先輩「え? 何これ? はげやま?! キャハハハハ!!」
嫌な予感がしました。。。
ひょっとして、選曲を誤ったのかも知れない。。。
テーマ曲のポール・モーリアの「イエスダディワンスモア」を流します。
Paul Mauriat - Yesterday Once More - YouTube
PAUL MAURIAT Yesterday once more (Calabria ...
曲の最初の切れ目で、音量を落として、マイクを入れて、
アナウンサーにキューを出します。
先輩「お昼の放送を始めます。」
曲の音量を上げて、少し流した後、マイクON。 キュー!
先輩「今日は、リムスキー=コルサコフ編曲、交響詩、はげ。。。プッ
。。。 はげ。。。 ぷハハハ ぎゃーハハハ!!」
録音ストップ。。。(汗)
私「もう一度お願いします。。。」
先輩「ごめんねぇ〜 ハハハハハハ」
それから、悪夢のようなNGラッシュが始まりました。
技術スタッフが後輩という事もあり、先輩アナウンサー達は、緊張感ゼロ。
笑いに、笑って収録どころでは有りませんでした。。。
しまいには、
先輩「もうこうなったら、何回ミスするか数えようよ!」
とか言い出して、「正」の字を書き始める始末。。。(^_^;
何がおかしいのか、身をよじって笑い続ける先輩達を、
一年坊主の私とKは、呆然と見守るしかありませんでした。
魔女たちの饗宴って、きっとこんな感じなんじゃ。。。? (^_^;
収録は遅々として進まず、15分番組を録るのに、
実に2時間以上もかかり、終わる頃にはすっかり、日も暮れてしまっていたのでした。