16年ぶりだか、20年ぶりだかの大雪が、関東地方を襲おうとしています。
今日は東北本線沿いの「白岡」(埼玉県)という所で仕事をした後、
帰ってきたのですが、かの名作「秒速5センチメートル」状態になるかと、
(ちょっと期待 (^_^;)思ったのですが、残念ながらまだ雪にならず。。。
ただ寒いだけでした。。。。(笑)
試しに貼ってみましたが、う〜ん、やっぱり切なくなりますね。。。(反則だ 涙)
さて、今日は「秒速〜」の話ではなく、こっちです。(気を取り直します。)
元々、予定では終物語は上巻の後に、下巻で完結する筈だったそうなのですが、
急きょ 中巻がねじ込まれました。
読んでみると、「予定していた物語が伸びた」とか、そういう事ではなく、
上巻の流れからは、全く別のお話が挿入されているのが分かります。
元々は傾物語で書くつもりだったお話が、入れられなかったものが、
ここに来て、書きたくなって入れた様なのですが。。。
上巻からの流れを期待していた人は、きっとお預けを食った感じになると思いますが、読んでみると、シリーズ全体の中でとても重要なエピソードが入っていまして。。。西尾維新さんは、この話無しにどうやって話を完結させるつもりだったんだろうと思ってしまいます。。。(笑)
このお話のお陰で、色々謎だった事がキレイに繋がっていきます。
初めからこれを考えて話を作っていたのかと。。。かなりビックリしました。
その辺の物語の構成力っていうか、ホント 感心させられます。
今回も、キャラクターが本当に良く動きました。
「斧乃木余接」とか、最初は要らないキャラなんじゃないかと思っていたのですが、
今回、とても魅力的なキャラクターとして描かれています。
「神原駿河」も、今回はとても良かった。。。
最初、とんでもないキャラクターとして描かれていた「戦場ヶ原ひたぎ」なんて、
一番マトモな人に見えて来るから不思議です (^_^;
最近いい所の無かった主人公の「阿良々木暦」くん、今回は活躍しました。
ちょっと傷物語を彷彿させられる様な展開。
これまで張った沢山の伏線が、気持ち良いくらい回収されます。
いよいよ、物語シリーズも大詰め。
次回、終物語(下)で完結するそうです。
(そのあと、「続・終物語」っていうのも有るらしいですが(笑))
この世界も、終わって欲しくない、いつまでも見ていたい感じなのですが、
きっと、次巻できっちり終わらせてくれる事でしょう。
(寂しい様な、嬉しい様な。)
アニメ化も(きっと)有りますから、そっちの方も楽しみですね。