昨日の写真の余りです。
年々歳々花相似たり
歳々年々人同じからず
3月になったというのに、まだちょっと肌寒いですね。。。
さて、今日は3/11。
もうあの日から、3年も経ってしまいました。
そういえば、あの日も寒かった。。。
当時はあまりの大事件に、現実感が持てなかった様な気がしますが、
3年も経ったというのに、被災地はまだまだ「復旧した」とはとても言えない状況
だそうで、こうして年月が経って、あの災害から少し遠ざかった事で、
ようやく輪郭が見える様になってきた気がします。
テレビで、「被災した建物や船を、後世の人々のために残すべきか否か?」
という話をしていました。
「この場所で家族が亡くなった。だからそれを見るのも辛いから壊して欲しい。」
「この恐ろしい出来事を繰り返さないため、後世の人々に伝えなければならない。
だから残さなければならない。」
2つの意見が有って。。。どちらも正しいと思います。
妻「あなたは、どっち派?」
私「うーん。。。 壊す派かな?」
自分がその立場に立った時、同じ事を言える自信は無いけれど。。。
壊れたモノは、元に戻らない
失われたモノの欠片(かけら)を大事に持っていても、
失われたモノを取り戻す事はできない。
残った「欠片」さえ、永遠に残す事は出来ないでしょう。。。
失われたモノは、心の中に一生大事に抱いておいて、
古いモノはキレイに葬り去って、新しいモノをドンドン築いていかないと、
きっと生きていけない。
どんなに頑張っても、人は過去に戻る事はできず、
ただただ前に進むしかなくて。。。
そして、その進む先には(自分の)「死」が待っている訳です。
私はあとどのくらい生きていけるのかな?
私に残された時間は、あとどの位なのかな。。。?
そう考えると、やっぱり私は「壊す派」の方がピッタリくるのです。
まさに今、私は生きているんだなぁ、
なんて
今更思ってしまいました。