去年のゴールデンウイーク中に作成した水耕栽培装置バージョン1です。
ホームセンターの重ねられるNF25というちょっと深めの工具入れの上に、
その上にNF13というちょっと浅めの物を重ねて2段にして、
下段は水タンク、上段に植物を入れるイメージで作りました。
下段に熱帯魚用の小さなポンプを置いて、上段に水をあげて、
上段の箱の底に穴を開けてパイプを通して、水位が一定以上になったら下段に
水が落ちる様にしました。
観賞魚用の大型水槽で良く使われるオーバーフロー水槽の要領です。
結果は。。。
夏にキュウリ1株、ミニトマト3株、茄子1株、カボチャ1株育てた結果。。。
ミニトマトは600個余り、キュウリは20本以上の収穫を得られました。
(カボチャは残念ながら枯れ、茄子は初期の内に虫にやられて収穫出来ず)
冬からイチゴ3株とソラマメ1株を育て始め、現在
こんな感じで、特にソラマメの方はかなりの収穫が見込めそうです。。。
バージョン1.0の問題点
結果は、概ね大成功と言えると思いますが、問題点も分かってきました。
それは。。。
1.水耕栽培は、かなり植物を元気にするため、予想以上に育つ場合があって、
そうなった時に、過密になり過ぎてしまう。
2.植物が巨大化した時、NF13(上段の薄い箱)では、根がパンパンになってしまい
水流が止まってしまう事がある。
また、水流用のパイプに根っこが入り込んで、水流を妨げてしまう事がある。
↑こんな感じ (^_^;
3.ポンプが不安定。長い間放置していると止まってしまう事がある。
2回程止まりました。
水耕栽培でポンプが止まってしまいますと、たちまち植物たちに
水が行かなくなってしまい、大きなダメージを与えてしまいます。
4.成長期の植物の吸水力が予想以上の大きくて、下段のタンクだけでは
すぐに水が足りなくなってしまう。
毎年、夏場に1週間程家を空ける事があるので、最低1週間は無補給でも
大丈夫なシステムが必要。
水耕栽培装置バージョン2.0へ
そんな問題点を踏まえつつ、ゴールデンウイークに向けて改善ポイントを
考えています。
1.植物が巨大化した時の対策
う〜ん、先日やった様に、植物が巨大化した時に、システムをサッと組み替えて
距離を離す様な構成が簡単に出来れば良いのですが。。。
今の塩ビパイプだと組み替えるのが大変なので、ホースとホースソケットの組み合わせ
にして、ワンタッチで組み換えられれば。。。と思ったのですが、
ソケットとか、開閉弁とかが予想以上に高くて(汗) これは無理かも。。
成長した時の規模をイメージして、植えられれば良いんですけどね。。。
2.根詰まりの対策
巨大化すると分かっている植物用に、予め大きな水槽を用意する。
具体的には、NF25(大きい方)を上段にして、NF13(小さい方)を下段にする
様なセッティングを一部する事を考えています。。。
もっと巨大な箱を使うという手も有るんですが、ベランダの使える面積に
限りが有るので、(とりあえず今年は)やめておきます(^_^;
3.ポンプの故障対策
う〜ん、これは、ポンプを2つにして、並行稼動させて、
コマメに調子を見るという事しか無さそうですね。。。
4.水不足対策
保水用のタンクを増設します。去年はポリタンクを増設したりしましたが、
今年はもうちょっとちゃんとします (^_^;
5.その他
去年はやらなかったのですが、今年は根っこにエアポンプを付けてみます。
夏場とか、水中の酸素が減った時にエアレーションは有効だと思います。
病気とか、減ってくれないかな。。。?
そんな感じで、ゴールデンウイークに向けて、今年も水耕装置の作成を
始めようと思います。