イチゴ、花ざかりです。(実はちっとも出来ないけど
あ、分かった! これはきっと世にも珍しい「花鑑賞用」のイチゴだ! (^_^;)
システムのテスト中に発見した誰も知らなかった既存システムのある振る舞いについて
昨日、資料を見せながら説明していました。
私「えー、ですから、こういう条件が重なると、データが消失してしまうという
現象が起こる訳なんです。」
お客さん「そ、そんな事があるんですか?!」
社長「信じられん!」(←オイオーイ (^_^;)
お客さん「構成図が分かりにくいから、説明用に分かりやすい図を書いてよ」
私「この構成図は実際のデータをそのまま表したものになっています。
説明しやすく書き換えたら、「捏造」になってしまいますよ(苦笑)」
お客さん「(笑)」
世の中、STAP細胞の話で盛り上がっています。(あんまり書く気は無かったんですが)
「STAP細胞はありまーす!」と叫ぶだけの「科学者」。
「私は頼まれて、論文の最終段階の文章整理をしただけなので、よくわからない」と
言ってしまう、「科学者」の上司の、これまた有名な「科学者」。
私の様な、「理系崩れ」の技術者でさえ、試験データや結果に手を加えれば、
結果の信ぴょう性は台なしになってしまうとか、
上司はどのような責任を担わなければならないのかとか、
身に染みて分かっているというのに。
一体、日本の「科学者」はどうなってしまったんでしょう。。。?
などと、珍しく「社会派」っぽい事を語ってしまいましたが (^_^;
テレビで、上司の彼がこんな事を言っているのが気になりました。
「科学は宗教ではないですから。」
ほーぉ。
実験の結果を自分で確かめもせず、(ホントに?)
部下の言っている事を何も考えずに「うのみ」にして、
論文を作り上げたこの人が、本当に「科学者」なのか。。。
むしろ「宗教家」の方に近いんじゃないの?
なーんて。
いつになく辛辣なコメントになってしまいましたが。。。
前にも書いたかも知れませんが、「科学」って、
科学に直接携わらない大多数の人にとって、
「宗教」と余り差がないものだと思うんです。
大多数の人々は、自分で実験をして結果を自分で確認したりはできません。
「科学者」がそう言っているから、正しいんだと信じている訳です。
昔々、大多数の人々は、「偉いお坊さん」がそう言っているから、
その宗教は、正しいんだと信じていました。
この構造、似ていると思いませんか?
「地球は丸い」と、みんなが言うから「地球は丸い」と思っている自分。
昔は「地球は平らだ」と、みんなが言っていたので、「地球は平らだ」と皆思っていました。もし、その時代に生まれていたら、きっと私もそう思った事でしょう。
えっ? テレビで「地球」を見ましたって?
でも、それってテレビに映しだされたただの「映像」ですよね。。。
すごく本当らしいけど、良く考えると自分の目で確認した訳ではないんです。
(目で見たこと、五感で感じた事が本当に現実なのか?という話も、
実は有りますけど、収集がつかなくなってしまいますので(笑)その話題は避けます。)
「この宇宙は神様が創りたもうた。」
「この宇宙は、はるか昔起こったビッグバンによって創られた。」
(。。。ここまで来ると正直、どっちでも良い感じですけど。(笑))
「非科学的」という言葉は、「科学」以外の思想を無用な考えと排除する考え方。
「邪教」という言葉と似ている。。。
人間って、弱い生き物だと思います。
精神的な拠り所や、無条件に信じて安心できるものが無いと生きて行けない。。。
だから「宗教」やら「科学」やらを発明してきたのだと思います。
そういう事を自覚した上で、何かを盲目的に信じていきたいものだと
私は常々考えているのです。