shobuno's blog

shobunoの日記です。日々見たこと、考えたこと、思い出した事などを興味の向くまま書いていきます。

銀行総務特命を読んだ

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ソラマメが急成長中。

普通のソラマメと違っていて、採集時期がイマイチわかりません。

茹でて食べたところ、口いっぱいに濃厚なソラマメの味。。。

もうちょっと育つのを待っても良かったかも。。。

 

 

今日は、本の感想文です。

 今週始まったテレビドラマの原作の一つ、「銀行総務特命」です。

この作品のどこにも、花咲舞なるキャラクターは登場していないので、

もしかしたら、主人公を花咲舞に変更してドラマに使う気なのでしょうか?

 

それはさて置き感想です。

 

主人公は、帝都銀行総務部 特命担当の指原(さしはら)修平。

彼が、銀行で繰り広げられる様々なスキャンダルに挑みます。

短篇集です。一つ一つのストーリーに、あまり関連性は有りません。

 

面白かった。。。のですが、いつもの池井戸潤の小説を期待していると、

肩透かしを喰らいます。

いつものパターンだと、最初主人公は酷い目にあわされ、どん底まで叩き落とされ、

その後、終盤から大反撃に転ずるという形ですが。。。

今回は、どちらかと言うと普通のミステリー小説の様な展開です。

真相が分かって、

「よし! 倍返しだっ!」

と思ってページをめくると、その話は終わっていたりするのです(^_^;

 

最初、そういう戸惑いもあって、池井戸潤は短編に向いていないんじゃないかと

思ったのですが、読み進めて行くうちに慣れて、いつの間にか楽しんでいました。

 

まあ、でも池井戸潤の作品であれば、やっぱり王道パターンの話が読みたいかも。。。

 

(★★★☆☆ 星つ