大分、熟してきました。
そろそろかな?
ん?
ここにも梅??
妻「対抗して、南高梅を買ってきました。」
私「?!(何の対抗? (^_^;)」
妻「勝負よ。」
私「な、何ですって?! (苦笑)」
(結局仕込むのは私なのですが。。。(笑))
気を取り直して、仕込みを始める事にします。
用意したもの
◆黄熟した梅:3kg (この前買ったのが2kgで、妻が買ってきたのが1kg)
◆粗塩 :540g (ビン1本あたり、180g)
にがりを含んだしっとりした塩を選びます。
にがりが梅をまろやかな味にするそうです。
赤穂の天塩も良いらしいです。
◆焼酎 :
梅干し造りの場合は、殺菌用に使います。
焼酎の甲類の35%を選びました。
サントリーの果実酒用のブランデーも心惹かれましたけど、
今回は梅酒ではないのでコレを。
◆容器:
本当は、漬物用の大きな容器が向いているのですが、家に有った4Lのガラス瓶
(梅酒用)を使いました。
容器は梅のキロ数✕3倍の容量が必要とのことで、今回の梅は3kgですので、9L。
4Lのビン2本では微妙に足りないので、梅1kgづつ3つに分けて、3本のビンを使う事にしました。(2個に分けても良かったかも。来年は大きな容器を買いましょう)
写真の様に、大きな鍋にビンを入れて、5分程煮沸消毒しました。
結構重くて、熱いので、やけどに注意です。
◆おもし、中ぶた:
おもしは梅の重さと同じぐらいのものが必要。(黄熟の場合。未熟のものは1.5〜2倍)
今回は、ビンを使いますので漬物用のおもりは使えません。
Webサイトで見つけた「ビニール袋をおもしにするやり方」を採用しました。
作業手順
まず、梅をサッと水で洗って、ヘタを取ります。
黄熟した梅は水に浸けてアク抜きする必要がありません。
(後から思ったのですが、「黄熟」レベルにまで達していないのも有ったかも(^_^;)
この作業ですが、結構時間がかかりました。
意外に気を使う作業です。
梅しごとって、やっぱり「仕事」なんですねぇ。
ここで、ビンに入れるため、梅を3つの山に分けました。
上:ネット購入した訳あり南高梅のB級品。
左:ネット購入した訳あり南高梅のA級品。(判別したのは私)
右:妻が買ってきた小振りの南高梅。
本来は、傷や痛みのないものだけを浸けなさいと、教科書に書かれているのですが、
今回は、多少傷が有るもの(B級)も漬けてしまう事にします。
実験です(笑)
消毒したビンに、焼酎を入れて、グルグル回して更に消毒します。
消毒が終わったら、焼酎をボールに入れます。
ビンの底に塩をまぶします。(ビンだと口がやや狭いので作業がやりにくいですね。。)
ビンの消毒に使った焼酎に、梅をまぶします。
こうすると、梅の消毒になるし、梅に塩が付きやすくなります。
塩の上に、焼酎をまぶした梅を置いていきます。
1段目が終わったら、塩を上からまぶして、2段目へ。
最後に残った塩を上からまぶします。
梅を入れ終わったら、おもしをします。
ビニール袋を二重にして、外側を焼酎で殺菌します。
そして、梅と同量の重さの水をビニール袋に入れます。
今回は1ビン1kgですから、水は1kg。
水1kgって事は、確か1Lです(よね? (^_^;)
こんな感じで漬け込み終了。
作業開始から終了まで、大体4時間ぐらいかかってしまいました(^_^;
部屋全体、プラムの様な甘い梅の香りで一杯になりました。