「そんな事、言ってないでしょうっ!!」
会議室を揺るがす様な(?)大声が響き渡りました。。。
その時、会議が行われていました。
出来上がったシステムの披露&微修正点をお客さんとシステム開発会社のメンバーで確認する為の会議でした。
出来上がったシステムの使い方で1つ問題が見つかって。。。
お客さん達が考え込みはじめました。
司会担当のお客さんがイライラしだして、皆の話を無視して暴走し始めて、
システム担当者からの質問に対して罵詈雑言を言い始めて挙句の果て。。。
「お前はプログラムの事しか分からないんだから、黙っていろ!!」
「いや、でも、何が問題なのか分からないと。。。」
「良いから、しゃべるなって言ってんだよ! バカかお前っ!!
お前の話なんか何の意味ないんだから!!」
「いや、でも、◯◯さん(別のお客さん)のおっしゃっている事と、
あなたがおっしゃっている事が違っている様な気がしますから、
問題が分からなくなってしまったのですけど。。。」
「うるさい! 私はさっきから、◆◆◆という事が問題だって言ってんだよ!」
(◯◯さん)「いや、私はshobunoさんの言う事の方が。。。」
「お、お前が変な事を言うから、話が進まなくなるんだよ!
大体だな。。。(略)」
そこで、冒頭のシーンに繋がります。。。^^;
会議室の空気が氷りつきました。
あ、あれれ。。。?
って事は、今言ったの私っ??
私ったら、事もあろうにお客さんを一喝しちゃったの。。。??
頭が急速回転し始めました。
。。。こ、これは困ったぞ。。。。^^;
周囲を見渡すと、同僚達は氷りついた様になっています。
社長は、「やれやれ」という表情を浮かべて苦笑しています。
お客さん達は、じっとこちらを見ています。。。(冷汗)
普段、大変大人しい人が、野生に目覚めた(?)のを見て、
さぞやビックリしたに違いありません(苦笑)
あーあ。
やっちまったぁ。。。
でも、ボクって意外と大声出せるんだな。。。さすが剣道初段(?)
そんな事が浮かんで、頭がどんどん冷めて行きます。
でも、この状況から何とか早く抜け出さなければいけません。。。
声のトーンは変えずに、相手の誤解点をザッと指摘した後、
この場で明らかにしなければならないことなどを強く主張しました。
相手のお客さんは更に逆上しましたが、私がそれ以上、相手にしなかった事からか
自分が置かれている状況が少し見えてきたのか。。。
「こんな馬鹿らしい事やってられるか。。。」
と捨て台詞を吐いて、会議室を退場してしまいました。。。
それから約一時間。。。議論は続きましたが結局結論は出ず、
とりあえずこのまま運用して様子を見ましょう。
という事に落ち着いたのでした。。。
さて。
お客さんに無礼を働いてしまった私の運命はいかに。。。?(涙)