仕事が忙しい話は書き飽きたので(苦笑)、今日は別の事を。。。
当ブログの端々から伝わっているかも知れませんが、妻が合氣道にハマっていまして、トイレにこんなのが貼ってあります。
これは、心身統一合氣道の創始者、藤平光一先生の書だそうです。
私は合氣道には余り興味が無く、元々どちらかと言えばひねくれた老荘思想かぶれの
男ですので、コレを見て
ありきたりだなとか
字がもう少しだなとか
余り良い印象を持たなかったのですが、
二.寝るときには、必ずプラスの発想に切り替えてから寝る
という文章に心が惹かれました。
そういえば、私も。。。
小さいころ。。。う~ん。
多分3歳ぐらいの頃。。。
私はとてもナーバスな子供だったみたいです。
昼間はまだ良いのですが、夜になると、どんどん気分が落ち込んで、
アレコレ心配になってしまって、布団に入っても中々眠れなかったんです。
自分がもしかして、不治の病にかかってしまったらどうしよう? とか
いつか、自分は死んでしまうんだ。死んだらどうなるんだろう? とか
絵本の「地獄図」を読んで、気になって仕方ないとか(自分は嘘もつくし、悪いこともするから、絶対に地獄に行くことになる。。。どうしよう?? みたいな感じ)
自分が寝ている間に、母が家を出て行ってしまったらどうしよう? とか
(。。。書いていて恥ずかしくなってきました。^^;)
寝るときは、そんな事ばかり考えてしまうので苦痛で仕方なく、
夜が近づくと憂鬱になったものでした。
子供心にも、何とかしなくてはと考えて、色々工夫しました。
で、見つけたのが、「楽しい事だけを考えれば楽に眠れる」という事でした。
私は、物語を考えました。
世界で一番強くて賢い王子様を創りだして、彼の冒険物語を寝るときに考えるのです。
彼は無敵ですので、辛い目にあう事はありません(笑)
その時、一番興味の有る分野を中心にして大活躍をするのです。
或ときは、巨大ロボットに乗って、敵を蹴散らしたり(マジンガーZだな ^^;)
またある時は、プロ野球の選手になって、魔球で敵を翻弄したり(巨人の星だな ^^;)
ボクシング選手になって、世界ランカー達と戦って勝つとか
(あしたのジョーだな ^^;)
無敵の軍隊を率いて、世界を制服するとか。。。 (これは何だろう? ^^;)
どこからか物語のモチーフを盗んでは、痛快な「大河ドラマ」を夜な夜な考えるのです。
これを考える様になってから、随分と楽に眠れる様になりました。
同じ様な事をしている人の話を聞いた事がありますので、
ありふれた話なのかも知れません。。。
子供の頃の習慣とは恐ろしいもので、
今でもその「物語」を就寝前に考えるのですが。。。
最近、主人公はやる事が無くて、ストーリーも中々前に進まない状況です(苦笑)
改めて、藤平光一先生の書を見て、
ああ、やっぱりそうなんだ。。。と妙に納得しました。