内視鏡検査の話の続きです。。。
おっと、こんな所にも「大腸内視鏡ゾウ」くんが。。。^^;
書いてある事は結構深刻なんですけど、このゆるキャラ(失礼)が雰囲気を和ませてくれています。。。(苦笑)
みんなを学校へ送り出したあと、10:30分から、作業開始です。
腸管洗浄剤のモビプレップという大きなビニールの袋に、水を入れていきます。
何となく、洗濯洗剤っぽいパッケージです(笑)
★印の所まで水を入れたら、両手で上から押さえると、B剤を封じ込めていた部分が
破けて、A剤とB剤が混ざります。
で、混ざった所で、更に水を加えて2Lにします。
粉がキレイに溶けるまでかき混ぜます。
これを15分間隔で、200ccずつ飲むのです。
一口飲んで、酸っぱい様なポカリの様な微妙な味が気色悪い。。。
飲んだ後、100ccの水を飲みます。
基本的にはコレの繰り返しです。
3杯目辺りから排泄が始まり、5杯めぐらいになると水ばかり出る様になり、終了。。。
便意もなく、ただお腹に力をいれると水が噴射する状態はちょっと不思議で ^^;;
自分が水で膨らんだ風船になった様な気分でした(笑)
1時間程様子を見て、落ち着いてきたのを確かめてから、医院へ出発です。
何かふらふらして、頼りない足取りでしたが何とか辿りつきました。
そこからは怒涛の展開。。。
手術着の様なものに着替えて、おしりに大きな穴が開いたパンツを履かされ(^^;)
女性の看護師さんに、点滴の用意をされ。。。
「すみません、どこに刺すか探しているんですが。。」
「血管が見つかりにくいって良く言われるんですよねぇ」
「ああ、スミマセン!関節の裏に刺しちゃったから、
曲げると違和感があるかも。。。
動かした時に抜けると、大惨事になるから、テープで止めますね。
出血とか大丈夫ですか?」
「い、いえ。。。 できれば避けたいです。。」
。。。ひえぇ〜(私は採血も苦手ですが、点滴も苦手になりそう。)
水分の点滴で様子を見て、問題なさそうなので、いよいよ部屋へ。。。
ベッドに横になり、体をくの字に曲げさせられます。
なんだか、急に怖くなってきました(今更(笑))
点滴の操作をしながら看護師さん。
「お薬いれますね。ぼーっとしてくるお薬ですよ」
「あ、はい。」
そう言いながら、私の左人差し指に何かを取り付けます。
「ピッ、ピッ、ピッ」という心音らしき音がし始めました。
なるほど。。。
「どうですか?ぼーっとしてきましたか?」
「いや。別に。」
「そうですか? じゃもうちょっと増やしますね」
「あ、はい。」
そう言ううちに、たちまちぼーっとしてきました。
まるでお酒を飲んだみたいです。
「あ、ぼーっとしてきました!」
「はい。分かりました。次は眠くなるお薬を入れますね」
「あ。。。はい。。。」
「このお薬、後で目がチカチカするかも知れませんが大丈夫です。
前のモニタに様子が映りますから、余裕が有ったら眺めていてくださいね」
「。。。う。。。無理かも」
遠くの方から声がしてきました。
「せんせー!用意ができました。」
「◎☓△・・・・」(聞き取れない)
「もう、お薬入れちゃいましたよ! 早く。。。」
ん? どういうこと? ^^;
意識が更に朦朧としてきました。
先生らしい人の気配があり、
「担当する◎◎です。今日はよろしくお願いします!」
と声をかけてくれたのですが、身動き出来ない上に意識が朦朧としているので
先生の姿を結局最後まで見る事はできませんでした。(きっと大腸内視鏡ゾウ君でしょう (^_^;))
「よろしくお願いします。。。」というのがやっと。
突然、おしりに何か異物が入れられる感覚がして、
その後、空気を入れられる感じがして、
それから、お腹に何とも言えない痛みがきました。
お腹を引っ掻き回される感じ?
。。。やっぱり痛いじゃん ^^;
痛みはだんだん強くなってきて、
これはちょっと痛すぎるかも知れないと思い始めた頃に、
強烈に眠くなってきて意識が薄れてきました。
そっか。。。こうやって。。。寝かせてしまえ。。。ば
。。。痛。。く。。ないって。。。。こと。。。。。。か。。。。?
気がついたら、点滴を付けたまま待合のソファーに腰掛けた状態で、
眠っていました。
お腹の痛みはすっかり去っていました。
1時間程休んで帰されました。
やれやれ、やっと終わったと思いきや。
受け付けで
「ポリープを2個取りましたので、2週間後に結果を聞きにきてくださいね」
「は、はい。。。」
ちょっとブルーな気分は、あと2週間程続くのかも知れませんね ^^;