shobuno's blog

shobunoの日記です。日々見たこと、考えたこと、思い出した事などを興味の向くまま書いていきます。

夏休みの宿題の絵(後編)

今日は涼しい一日でした。

暑くなったり、急に涼しくなったりと、体調を壊しそう。。。

 

娘の夏休みの宿題の絵が完成しました。

はい。

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のべ10時間以上、色塗りにかかっていました。

元々娘の画風は淡い色をひたすら重ねる水彩画でして、

濃い色を使うのは苦手だった様で。。。

 

「どこから色を塗ったら良いの?」

「瓦はどうやって描くの??」

「提灯を光らせる為にはどうするの?」

狛犬はどうやって色を付けるの?」

「ここは何色で塗ったらいいの?」

 

不安になるのか、イチイチ私に聞いてきました。 

私も、ウン十年前に培った自分のテクノロジー(?)の全てを

娘に都度伝えたのですが。。。

結局つきっきりで付き合う事になってしまい、私も1日拘束させられました。^^;

娘は私の作風に近いのかな??

 私の指示をよく聞いて、丹念に描いていました。

 

さて、出来はどうでしょう?

中3にしてはちょっと出来すぎのような気がしますが。。。

ま、いいか(笑)

 

最近抽象的な絵を描く様になったアーティストな息子(小5)が、

この絵を見てつまらなそうに、

「キレイに描きすぎている。気持ち悪い。

 もっと自由に描けば良いのに。

 つまらないでしょ?」

私「う。。。 ^^;」

 

彼の作品は、ルーブル美術館に飾られた事があるので、その一言が重いです(苦笑)

 

私は中学生〜高校生にかけて、見たものをそのまま描く事が好きで、

かなり(私の基準では(笑))精密な絵を描く事を得意としていました。

精密な絵を描けば、みんなに褒めて貰えるので、ひたすら、

見たままを描き続けていたのですが、

或るとき、大学生ぐらいのころ、ふとしたキッカケで、

自分の絵に何も無い事に気付いてしまいました。

見たものをただ写しただけの絵は、実は「絵」ではないんだと。。。

それに気付いてから、描く事が詰まらなくなってしまい、

今に至る訳なのですが。。。 ^^;

そんな訳で、息子の画風が不思議で、ちょっと羨ましいんです。 

 

随分と脇道に逸れてしまいました。

こうして、私の夏休みの宿題も終わってホッと一息です。

 

何だか、久しぶりに絵を描きたい気分。