息子の作品。
学校の図工で、手を描くことになって描いたのがコレ。。。
うーん。
コレを見ると、ボクが小学生の頃は随分と詰まらない作品を描いていたなぁと思います。
息子は、学校で「師匠」と呼ばれているそうです。
ああ、それって前にも聞きました。
「笑いの師匠」でしょ?
と思ったら、違うらしくて。。。
これは、担任の先生が妻に話したお話です。
息子はクラスで、「アートの師匠」と呼ばれているらしいんです。 ^^;
息子の作風は自由奔放で、(良く言えば)現代アートの様な、
シロート目で見ると何を描いているのか訳がわからない作品が多いんです。
↑こんな作風 ^^;
幼稚園の頃から、美術教室に通っていて。。。
何故か先生からはとても褒めてもらっているんですが、あの作風ですから、
学校では虐められるんじゃないかと、密かに心配していた時期も有るんです。
でも、担任の先生の話によると、クラスには男子中心に熱狂的な彼のファンがいるらしく。。。(苦笑)
みんなからは、「アートの師匠」と奉られているらしいんです。
まあでも、中には彼の作品が理解できない女子がいたりして。。。 ^^;
「あんたの絵、何描いているのか全然分からない!!」
(イメージ ^^;)
とか言われたりするらしいんです。
いや、それは私的も、実に尤もな事だと思うんです。
きっと私が小学生だったら同じ気持ちに違い有りません。。。^^;
ですが、彼には取り巻きがいるので、すぐさま反撃されます。
「お前には、師匠の絵の素晴らしさが分からないのかっ!?」
「え? 何ですって? バッカじゃないの?!」
そんな感じで、一触即発のにらみ合いになったそうなのですが、
そこで、彼(息子)が出てきます。
「まあまあまあ。ボクの事でそんなに争わないで。」
弟子達は「師匠」の謙虚な言葉に改めて感動するという。。。
一体どういう世界なんでしょう(^^;)
図工の時間、彼に感化された弟子たちは、抽象的な絵を描き始めているみたいで。。。きっと先生を悩ませているに違いありません。
この間も、展覧会に学年代表で数枚の絵を選出したそうなのですが、
試しに(?)息子の訳のわからない作品を混ぜてみたら、
それだけが入選してしまい。。。
先生方並びに、アンチ息子派の女子達に衝撃を与えたそうです(苦笑)
そういえば、こんな話も。
ウチにケーブルテレビの工事の人が来たんですが、
色々工事をしてもらい、契約書を作って、
一通りの作業が終わった帰りがてらのこと。。。
「あの。。。」
「はい。」
「玄関に飾ってあるあの絵ですけれど」
「ん?? ああ。(息子の訳分からない作品ね ^^;)」
「も、もしかして、有名な画家の作品だったりします??」
「えっ?! と、とんでもない。小5の息子の絵ですよ」
「ええっ?? そんな。。。 そ、それは凄いですね。」
「そうなの?? ^^;」
思わず。。。100万ぐらいで手放そうかと思っちゃいました ^^;