小学校の140周年のお祝いに、息子がひよこ饅頭をもらってきました。
「ひよこ」のあまりの可愛さに、食べる事が出来ずに苦しんでいました(笑)
「今はなき〜」のお話を書いた翌日は、どうもあの頃の気持ちが蘇ってしまって、
なかなか元の世界に戻って来にくくて困ります(苦笑)
いっそ、一気に16回分書いてしまおうかとも思いましたが、
やっぱりじっくり時間をかけた方が良いような気がして。。。
今日は、本日読了した「のぼうの城」のお話でもしましょう。
(Wikiより引用)
1590年(天正18年)、豊臣秀吉の関東平定の際、城主・成田氏長は小田原城にて籠城。従兄弟の成田長親を城代とし、家臣と農民ら3,000の兵が忍城に立てこもった。豊臣方の忍城攻めの総大将は石田三成で、大谷吉継、長束正家らも加わった[2]。三成は、本陣を忍城を一望する近くの丸墓山古墳(埼玉古墳群)に置き、近くを流れる利根川を利用した水攻めを行うことを決定し、総延長28キロメートルに及ぶ石田堤を建設した[3]。しかし忍城はついに落城せず、結局は小田原城が先に落城したことによる開城となり[4]、城側は大いに面目を施すことになった。このことが、忍の浮き城という別名の由来となった。
(引用終わり)
秀吉の小田原征伐の時に落城しなかった支城のお話です。
主人公は、なんだかぼんやりとした捉えどころのない感じの成田長親。
農民から「のぼう様」と呼ばれていて、タイトルにもなっています。
「のぼう」とは「でくのぼう」の略の事。
とてもサラッと読めます。
多分二冊で3時間ぐらい?
登場人物達がとても魅力的、ストーリー展開も面白い。。。
んですけれども、なんかあっさりした感じなんですね。
多分、司馬遼太郎とかと比べてしまうからなのかな?
もっと、じっくりと、特に「のぼう様」をもっと深く掘り下げて欲しかった。。。
「おもえば名将とは、人に対する度外れた甘さを持ち、それに起因する巨大な人気を得、それでいながら人智の及ばぬ悪謀を秘めた者の事をいうのではなかったか」(本文引用)
。。。うーむ、惜しい。
あと一歩踏み込んで欲しかった。。
惜しい点は有るものの、楽しく読めましたので良しとしましょう。
映画も有る様なので見てみたいけど。。。大丈夫かな?
ちょっと不安。。。