3年前のいまごろ、私の書斎。。。というとカッコ良いけど、
私の本とコンピューターとガラクタ満載の部屋、通称「Macルーム」。。。
6畳の部屋に大きな本棚が2つ。
搬入する時、家具屋さんが
「失礼ですが、学校の先生か学者さんですか?」
「いえ。。。(ただの物好きです ^^;)」
という会話がありました(笑)
その本棚に本が2重にも3重にも積まれていて、読む事もできない状態(^_^;
入り切れない本は、床に積み上げられていたりして、
文字通り足のふみ場も無い状態でした。
そこに、東日本大震災が襲いかかってきました。
幸い、身体の方はみんな無事だったのですが、
家に帰ってみると、Macルームのドアが開けられない。。。 (^_^;
刑事ドラマの様に(?)、無理やり肩から体当たりしても、ビクともしません。。。
ベランダに回って、窓から室内を見て呆然としてしまいました。。。
巨大な本棚(2つ)が倒れていて、中の本が部屋中に散乱していました。
。。。いえ、「散乱」なんてものじゃありません。 (^_^;
窓を空けて無理やり室内に入ると、部屋に本が「積もって」いました。
床が見えない位、本が散乱しているのは勿論のこと、
10センチ以上本が「積もって」いる。。。(汗)
本棚を立て直すにも、本が積もっていてどうにもならない状態でした。。。
これは、本を何とかしなくちゃ。。。
震災の時、もしこの部屋にいたらタダじゃ済まない所だった。
本をかき分けながら、何とかすることを固く誓ったのでした。。。 (^_^;
で、その年の年末(遅っ!)、清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入したのが、
FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500
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コレと、巨大な裁断機でした。
使ってみると、ビックリするほど読み取りが速くて、
ミスも殆ど無し。
読み取った結果も、キレイ!
iPadに入れると、良い感じで読むことができます。
自分の本を全て取り込めば、本棚を無くす事も出来るかも知れません。
こうして、ひたすら本を裁断しまくって、ScanSnapにかける日々が続きました。
一年以上かかりましたが去年の暮れまでに、何とか目標を達成する事ができました。
本棚も廃棄できました。
↑これが、取り込んだ本です。
2044冊!136GB でした。
部屋を占領していた大量の本や本棚が無くなり。。。
実質、1部屋分のスペースが空くことになりました。
本当に部屋が1つ増えた感じです。
「数万円の投資で、(ちょっとだけ)広い家に引っ越した感じ」
に近い感覚ですね(笑)
部屋を模様替えして、気分も一新。
これをキッカケに、要らないものをドンドン捨てて、
家を広く住むという気持ちが沸き起こってきました。
「モノ」としての本が無いのは、ちょっと寂しい気もしますが、
ファイルにしてしまうと、整理も出来、無くなることもなく、
iPadに入れれば、いつでも読むことができます。
劣化することも有りません。
バックアップも取っていますから、そう簡単に無くなる事も無い筈。
文字認識させられますので、本の中身を検索する事もできます。
案外「紙」で保存するよりも価値が高いかも知れないと思っています。
大量の本にお悩みの方々、この方法は検討の価値有りですよ!
(追記)
し、しまった。。。
これじゃあ、キャンペーンの趣旨と違うかも。。。^^;
我が家では大物が終わりましたが、これからは書類等も電子化していきたいなぁと
野望を持っています。。。
こういうのも良いかも知れませんね。