宇宙戦艦ヤマト2199というのを観ました。
最初の宇宙戦艦ヤマトを今の技術でリメイクしたものです。。。
宇宙戦艦ヤマトが初めて放映されたのは、私が小3の頃だった筈なのですが。。。
(年がバレるぅ (^_^;)
当時、強力な裏番組(っていうか表番組か。。。(笑))
「アルプスの少女ハイジ」が放映されていまして、
当時の私はこっちの方に夢中になっていました。
私が宇宙戦艦ヤマトに出会ったのは、小5の頃。。。
再放送を観て、夢中になりました。
当時、この再放送によって、この番組を知った子供たちは多くて、
世の中では、ちょっとした「ヤマトブーム」が起こりました。
後世でいう「エヴァブーム」に近い感じでしょうか。。。?
当時の男の子達は、プラモデルを作ったり、「豪華本」を買ってもらったり、
していました。
私の場合は控えめで、朝日ソノラマのヤマト本を読んだり、
透明の下敷き(中に紙を挟めるやつ)に、雑誌から切り抜いたヤマトのページを
入れて悦にいったりしていました。。。
宇宙戦艦ヤマトはTVシリーズのヒットの後に、映画化されまして
「宇宙戦艦ヤマト」
「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の旅立ち 愛の戦士たち」
「ヤマトよ永久に」
「宇宙戦艦ヤマト 完結編」
など、次々と製作され、別のTVシリーズも作られたりしましたが、
回を追う毎に品質は低下し、迷走を繰り返すうちに忘れられてしまいました。
まあ、でも最初のヤマトは画期的で、後の宇宙モノのアニメに多大な影響を
与えました。
「エネルギー充填120%!」という言葉とか
ヤマトに影響を受けた「宇宙戦艦」が、その後続々とアニメに登場しました。
リニューアルされたヤマトはどうでしょうか?
プロモーションを御覧ください。。。
どうですか?
当時、絵のクオリティーはそれ程高くないと思っていましたが、
すっかり現代風な絵に変わって、生まれ変わりました。。。
ストーリーは、ほぼオリジナルと同じ感じですが、微妙に訂正されています。
当時、色を塗り間違えてしまって肌色に塗ってしまった冥王星司令官の
シュルツさんやガンツさんが、実はデスラー総統に植民地化された星出身の
「二級市民」だったとか、言い訳 理由付けられていたり (^_^;
何でも兼任していた森雪の役割を分割整理して、森雪本体(?)は
ブリッジ要員になり、看護婦さんとか他の船内女性要員は何人かの
キャラクターに分割されたりとか、スターシアの姉妹は実は3人いて、
波動エンジンを持ってきた妹はもっと前に地球に来ていたとか。。。
アンドロメダの土方艦長が登場したりと、ストーリーのバックグラウンドを強化しています。
当時も迫力が有った艦隊戦のシーンは健在。
オリジナルのストーリーを残しつつ強化されて、
旧作を知る者をニヤリとさせます。。。
「宇宙戦艦ヤマト2199 第二章 太陽圏の死闘」 PV 120秒バージョン
CGを上手く使っていますね。。。
ワープとか、反射衛星砲とか、波動砲とか、きちんと再現されていて、
観ていると子供の頃のワクワクが蘇ってきます。。。(笑)
監督の出渕裕の力でしょうか。。。実に見事に現代版ヤマトが蘇りました。
子供たちに見せたら、
「何これ? つまんない。。。」
とバッサリ切られてしましました。。。(苦笑)
現代の子供たちにはウケないかも知れませんけど、
当時少年(少女?)だった方々には、一見の価値が有ると思います。。。
(★★★★☆ 星4つ)