小学生の頃、趣味はラジオ作りでした。
図書館で借りてきた「初ラ」(初歩のラジオ)とか、「ラ製」(ラジオの製作)とか。。。今も有るんだろうか?
そういう雑誌のバックナンバーとか電子工作の冊子を借りてきては、お小遣いが貯まるとメモった部品表を握りしめ秋葉原に行って、部品屋さんのおじさんに教えてもらいながら部品を集めたりして。
朝から晩までかかって、組み立てて。。。
電源を入れた時に「ブン」という音がして、バリコン(バリアブルコンデンサ?)を回して周波数を調整し、人の声とか音楽とかが聞こえた時の感動は何回味わっても素敵な経験でした。
初めて作ったのは、電池無しで動く「ゲルマラジオ」(ゲルマニウムラジオ)でした。
(関係ないけどゲルマラジオの、音は小さいけれども独特な「不思議でクリアな音」ってちょっと感動的ですよね?。。。って誰に言ってんだか(笑 )
ゲルマラジオから、トランジスタラジオを作り、トランジスタも1石(トランジスタの数を「石」と言ってました。これも死語かな??)から3石、6石スーパー(何がスーパーなのか不明 ^^; )になって。。。
そして、トランジスタでは飽き足らず(時代は逆行気味ですが)真空管ラジオの製作に挑戦しました。
なかなか本題に行けなくて済みません。何だか止まらなくて。。。(苦笑)
真空管ラジオっていうのは、それまでのトランジスタラジオとは随分と違っていました。
まず、本体がアルミケースで、穴を空けて真空管や部品を取り付けたりして随分金工の技術が必要となりました。
電源も電池ではなく、AC100V、つまり家庭用電源(コンセント)を使います。
それと、回路図通りに作っても中々上手く鳴らなくて、色々調整する事が前提でした。
当時小学生の私には、流石にちょっとハードルが高かったです。
また、当時の私が驚いた事に。。。アルミケース自体をGND(グランド)にするんです。GNDとは。。。マイナス極の事です。(多分(汗))
作りっぱなしは、当然ウンともスントも言ってくれず、色々調整とかいじったりしました。
ここで1つ問題が。。。
そうです、ケースはマイナス極でした。
で、ケースを押さえながら、ちょっと部品に触ったりすると。。。
モロに100Vがこっちに来ます(^^;;
指先から肘ぐらいにかけて非常に嫌な感覚が走りました。
「あ! ヤバい!」
と思っても、感電すると筋肉が動かなくなって、手を思うように外す事もできません。
何度も何度も。。。それこそ普通の人の一生分くらい(??)感電を体験しました。
結局そのラジオは、完成したのか。。。
確かAM、FM、短波の全て受信できる「スーパダイン」とかいうラジオだったんですが、短波だけは結局受信できなかったような。。。(汗
それ以来、私は感電するのが大嫌いになったのでした。
あれから幾年。。
静電気体質っていうのが有るんでしょうか?
良く人に触れた時に電撃を食らったり、
洗濯干しの時。。特に布団干しのときに強烈なショックを受けたり、
車から降りて、ドアに触れると肘まで痺れたりと。。。
人一倍感電嫌いにもかかわらず、人よりも明らかに静電気の被害を受けやすい感じがします。
感電しないため、色々工夫をしました。
金属のものに触れる前に木とか電気を通しにくそうなものに触れるとか。
それは上手く行くこともあるんですが、酷い時には木から酷い電撃を食らいます(苦笑
あえて、金属のモノ。。。例えばキーとかを持ってキーで金属に触れるとかも試しました。
それは上手く行くこともあるんですが、酷い時にはキーを通して強烈な電撃が。。。
キーホルダーに付ける電撃避け(?)も試しました。
最初はいい感じでしたが、そのうちキーと同じ結果に。。。(苦笑
いやもう、どうしようもありません。
Amazonで何か無いのかと探してみると、評判が良さげなモノを発見。
藁にもすがる思いで試してみると、今の所感電することも無くなった気がします。
その上、金属に触れるとピカッと光るんです。。これは、本物(?)かも。。。
↑光っているのが分かるでしょうか?
ちょっと嬉しくなって、ドアの所でカチカチ何度も試していると。。。
突然ガチャッとドアが開いて
妻「うざい!! 何カチカチやってんの? さっさと入って来なさい!」
私「ご、ごめんなさーい。。。 ^^;; 」
(気を取り直して)
まあそんな感じで、もしかして長年の悩みから開放されつつあるのかも知れない
今日このごろです。
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