この話は、本当に有った事の筈なのですが、
誰にも信じて貰えず、そうこうしているうちに自分でも
本当だったのか夢だったのか分からなくなりつつある話です。
娘がまだ0歳の赤ちゃんだった頃の話です。
昼間、娘を寝かせてちょっと一休みしていました。
何となく娘の顔を眺めていると、ふいに額の真ん中が
五ミリ位のきれいな楕円形で、判を押した様にスッとくぼみました。
「えっ!?」
と驚いて見ていると、娘は一瞬顔を歪めてグズリましたが、すぐにまた眠ってしまいました。
その時何となく、その跡は簡単には消えないかも知れないと直感しました。
今でも、娘の眉間の辺りには、その時の跡が残っています。
あれは、何だったのでしょうか?
娘や、妻に言っても信じて貰えず、
もしかして、私の夢だったのかも知れないと思いつつあるのですが。。。