先日、友人と飲み会をしていたときの話です。
ユ「実は、お前のブログ毎日見ているんだよ。」
私「えっ? そ、そうなんだ。ありがとう!」
ユ「ところで、「僕のスマホ」って書くべき所を、いつもわざわざ「僕のiPhone」
って、書いているよね?」
私「え? あ、うん。。。」
ユ「どうして?」
私「べ、別に深いイミは無いと思うけど。」
ユ「俺はアップルの製品を使っているんだって誇示したい訳?」
私「いや、そんな事ないけど。。。「スマホ」ってAndroidを指していて
私「そ、そうだけど。。。」
ユ「「オレの車が」って言えば良い所を「オレのベンツが」って言うのと
同じ様なものだよね?」
私「。。。いや、それはちょっと違う様な。。。」
ユ「変な選民意識が有るんじゃないの?」
私「えー。。。(そうなのかなぁ?)」
ユ「この話をネタにしなさい。(笑)」
私「へっ?」
という訳で、今日はこのお話を。。。
いつになく長文になりそうな予感 ^^;
(興味の無い方、ゴメンナサイ。。。)
iPhone を発表するスティーブ・ジョブス(日本語字幕) - YouTube
まずは、iPhone誕生時の、もはや歴史的なスピーチです。
今でも、ワクワクさせれられます。
この発表は日本時間の夜中の2時頃行われました。
私は翌朝、朝イチにこれを見て
「時代が変わる」事を確信して大興奮したものです。
Googleのエンジニアたちも、この発表をみて衝撃を受け、
これまでブラックベリーの様なAndroid端末を方針変更して
「iPhoneの様なモノ」にする様に変えて急ぎ開発を進める事になったそうです。
Dogfight: How Apple and Google Went to War and Started a Revolution
- 作者: Fred Vogelstein
- 出版社/メーカー: Sarah Crichton Books
- 発売日: 2013/11/12
- メディア: Kindle版
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その辺の事は、この本に書いてあるそうな。。。
スティーブ・ジョブズは、GoogleにiPhoneを盗まれたと怒り、
私は、Android を叩き潰すつもりだ。Android は(アップルのiOSから技術を)盗んだ製品だからだ。そのためなら核戦争だっていとわない。この不正を正すのに必要であるなら、人生最後の日々をすべて使っても、銀行にある Apple の400億ドルをすべてつぎ込んでもかまわない
と言ったとか。
話がずれました。。。
「スマートフォン」とは。。。
スマートフォンは先ほどのビデオでも分かる通り、iPhoneが初めてではありません。
最初に「スマートフォン」と言われたのは、恐らく、
RIMのブラックベリーでしょう。
初代端末は、こんな形。。。(結構イケてる)
大きな液晶とキーボードが付いて、電話はもちろんメールとかメモとか
電話以外の事が色々できる多機能端末でした。
電話+PDAって感じでしょうか?
(PDAという言葉にも思いが有って、語りだすと大変なことになりますが、
今日は遠慮しておきます(笑))
「スマートフォン」って、技術者の夢が詰まった端末なんだと思います。
様々なモノが発売されました。
OSはWindowsモバイル。私も愛用していました!(笑)
ブラックベリーも進化しました。
こんな風に、「スマートフォン」はジワジワと進化してきましたが、
一番ヒットしたブラックベリー端末を見習ったのか、
キーボードと液晶を持つちょっと大きめの携帯電話という感じで、
どれも似たり寄ったりの状態でした。
そして、2007年のスティーブ・ジョブズのあの衝撃のスピーチで、
↑こっちがiPhone登場の前。。。
(なんか、こっちの方が楽しそう。。。まるでカンブリア爆発って感じ。 ^^;)
↑で、こっちがiPhone登場後。
うーん。。。
ちなみに、Androidはこんな感じ。
スマートフォンの世界は、文字通り一変してしまいました。
(私は、正直な所、ボタンが有る端末が有っても別に良いじゃないか、
全部タッチ式にしなくても良いんじゃないかって思うんですけどね)
巷で良く聞く会話です。
試しに「iPhoneとスマホの違い」でGoogle検索すると、
600万件程ヒットします(笑)
スマートフォンを選ぶ時に、今はAndroid端末とiPhoneしか事実上なくて、
「(Android)スマホとiPhoneのどっちにしようか?」
という事になるんだと思います。
雑誌をみると、
「あなたにオススメのスマホはこれだ!」
みたいな特集が組まれていて、そこに出てくる「スマホ」は、
Android端末だったりします。
日本では、いつの間にか「Android端末」の事を「スマホ」と呼び、
Appleのスマートフォンの事は、スマホではなく、「iPhone」と呼ぶ事が普通に
なっているような気がします。
という感覚があるので、私は私の「iPhone」の事を、「スマホ」と呼ぶと
誤解を招いてしまう様な、そんな気後れを感じてしまうので、あえて「iPhone」と
呼ぶ事にしているのです。
(「私のスマートフォンが」と言うのも、なんだか仰々しい感じもしますしね。^^;)
自分の車の事を「私のベンツが」と言うのとは、ちょっと違う様な気がするんですが
。。。。うーんでも、確かに。
別に「区別」する程でも無いシーンでも区別したくなったりしますね。
「Appleはパーソナルコンピュータを創ったメーカーで、
Windowsはそれをコピーしたものだ」とか
「みんなApple教に入信すれば良いのに」とか
そんな気は全くないとは言い切れない。。。かも(苦笑)
。。。あれ? ユさんの罠にかかった? ^^;