shobuno's blog

shobunoの日記です。日々見たこと、考えたこと、思い出した事などを興味の向くまま書いていきます。

みんなで強くなる

 そろそろ「地震」の話題から離れたいなぁと思っているのですが、
昨日の記事に頂きましたコメントから思い出したお話を。。。


 私がまだ幼稚園児の頃の事です。
私は喘息やら、何やらで、とても病弱で
幼稚園を半分も行けない位の子供でした。
そんな感じですから体も小さかったのですが、負けん気だけは人一倍強かった様です。
気持ちだけはいっちょ前ですが、弱々しい見かけだったせいで、良く「いじめっこ」にいじめられました。
(本当の所は、気が強かった私は「口」だけは威勢が良かったから、生意気だったのかも知れません(笑))
力の強い子どもに腕力でやられてしまうと、いくら気が強くてもどうしようも有りません。

 悔しくて悔しくて、「どうしたらアイツラをギャフンと言わせられるか」必死で考えました。
「悪」を許す訳にはいかない!
(・・・と当時は真剣に考えていましたが、正義がどっちに有ったのかは、今となってみれば定かではありません(笑))


 彼らに弱点はないか?
良く観察してみると、私と同じ様にいじめられている子どもが何人かいる事に気づきました。
40人位のクラスの中で特定の5,6人の子供が、苛められている様でした。
(幼稚園の半分は休んでいたので、調査は1ヶ月位かかったと思います(笑))


 これを使えないか?
私は、その特定の5,6人に声をかけてみました。
「苛められて辛いね」
とか
「困っている事は無い?」
とか、そんなアプローチでした。
そして、時間をかけてその5,6人と気持ちを通じました。


 いよいよ ころ合いかなという時に、彼らを集めて、
「みんなで、いじめっこ達(確か3人)と戦争しよう! みんなで戦えば勝てる筈」
と言い、作戦を練りました。。。
休み時間に私が一人ずつ、いじめっこを挑発して、
襲ってきた所で、みんなでボコボコにする。。。という感じの作戦でした。


結果は、びっくりする様な大成功。。。
その後、私達が苛められる事は有りませんでした。


 私視点なので、あくまで私=正義が勝った様なイイ感じのお話なのですが。。。
本当に私が正義だったのかどうかは、やっぱり定かでは有りません(苦笑)


 あの経験で私は、「皆で力を合わせれば快挙を成せる」事を学んだのでした。
(ここまで書いてつくづく、私は嫌な子供だったと思うのでした。。。)