shobuno's blog

shobunoの日記です。日々見たこと、考えたこと、思い出した事などを興味の向くまま書いていきます。

Mobile first(モバイルファースト)の時代

f:id:shobuno:20130429135456j:plain先日行った森林公園の写真の残り。バッタの赤ちゃん、見えますか?

 

いやぁ。。。仕事が忙しくなってしまって、一日空けてしまいました。

「時間が無い」というよりも、「気持ちに余裕が無い」って事の様な気がします。

 

 会社で、MacBook Air を使う事になり、今まで使っていたWindowsXP

大きなデスクトップのデータやら開発環境やらを暇を見てコツコツと小さなノートパソコンに移植していたのですが、大体終わりました。

 

本格的に小さなノートPCをメインに使う事になって数日。。。

 

 いやぁ。。。全く遜色が無いというか、前よりもずっとパソコンが高速になって、

とても快適になりました。

よっぽどの事が無い限り、もうデスクトップPCは要らないと実感しました。

 

ディスプレイが小さい?

大きなディスプレイに繋げば良いんです。

 

キーボードが打ちにくい?

大きなキーボードに繋げば良いんです。

 

Macノートを職場で使う話」は後日書きたいと思っているテーマなので、今日は余り書きませんけど、今の小さなPCの性能は、これまで使っていたPCのパワーに充分匹敵する様になってきていると思います。

 

考えてみると、メールをデスクトップPCで処理する機会も殆ど無くなっています。

iPhoneで受けて、大体その場で返信なり廃棄なりしてしまいます。

よっぽど複雑なメール以外は、ほとんど携帯端末で事足りる状況になってきていると思います。

 

昔コンピュータは、人から離れた巨大施設に鎮座していたものでしたが、

デスクトップに置かれ、ノートPCになって時々カバンに入れられて移動する様になり、

今では、「携帯端末」もしくは「携帯電話」に姿を変えて、常に身につけられる様になりました。

次は「眼鏡」になるのでしょか?

 

 最近(でもないか。)この頃、「Mobile first(モバイルファースト)」という言葉が、

システム開発業界で、盛んに言われる様になってきました。

システムを構築する時に、デスクトップPC向けのシステムを作るのではなく、

まず、人に密着しているコンピュータ、つまりモバイル端末向けに開発する方が、

業務改革に大きな効果が期待できるという考え方です。

 

 良く有る話で、PC向けのシステム、既存の画面をモバイル端末向けにちょっと作り直す様な開発が行われる事が有るのですが、「モバイルファースト」はそういうものでは有りません。

 モバイル端末の特性(常に個人が持ち歩ける、画面が小さい、キーボードが打ちにくい等)を前提として、それを生かしたデザイン、インタフェースを持ったシステムを

PC向けよりも先に作り出すという考え方です。

 

小さい画面に、効果的に情報を記述するにはどうしたらいいのか?

小さな画面で、複雑な操作を行うにはどうしたらいいのか?

どうやって人に情報を通知したらいいのか?

 

 よく考えてみると、日本は携帯電話の「先進国」です。(ガラパゴスとか言われていますが(笑))

携帯サイトの開発を一度だけやったことが有りますが、とても感動した覚えがあります。

まさに「俳句」の世界です!?

 

 今後、モバイル端末がますます発達するのは間違えなく、

今までのPC向けの画面設計、ドキュメントのレイアウト等は、携帯端末には必ずしも向いているとは言いがたく。。。

この分野の先駆者になれれば、世界をリードできるではないかと思います。

 

 日本にとって、とても大きなチャンスの様な気がするのですが、

気のせいでしょうか。。。?