GW最終日ですね。
最終日は雨が降っております。
先日から書いておりますが、夏の実生の総仕上げとしてオペルクリカリア・パキプスの種まきをしています。
こんな感じで1株順調に育ってくれて大満足していたのですが。。。
GW終盤になって、突然発芽ラッシュがやってきました。
種子を24撒いて、16株発芽しました。
パキプスは発芽させるのが難しく、10%ぐらいの発芽率と聞いていたのですが。。。
えーと、66%!?
よっぽど種が新鮮だったに違い有りません。
ただ、発芽はするのですが双葉が正常に開くまでが大変でした。
うまく、根が張れずに枯れてしまうものや、殻がなかなか外れなくて、おせっかいにも私が手伝おうとして、殻を引っ張ったらブチッと切れてしまって枯れてしまうとか。。
そんな感じで、発芽した16株のうち生き残っているのは12株です。
12株のパキプスだと?!(おいおい。)
殻が取れない苗については、いじっても失敗しますので、我慢して見守るのが一番良いと思います。
写真の苗は、今朝片っぽの葉っぱが殻から抜け出して、ようやく双葉が開きました。
。。。って、あれ?! 両方外れているじゃん!? ^^;
こっちの苗は、双葉の片っぽが欠損していた苗ですね。
これなら双葉が開けるので、却って良いのかも知れない。
本葉もきちんと展開してきています。
こっちの苗は順調に伸びてきましたが、殻を抜けるのが大変そう。。。
でも触っちゃいけません(苦笑)
オペルクリア パキプスは、人気のコーデックス(塊根植物)です。
マダガスカル原産のウルシ科の灌木で、どっしりした幹と繊細な枝や葉が特徴です。
現地で育った木を採集して、日本に輸出されるのですが、輸出の際に検疫の関係上、土や根っこを落として送る必要があります。(どの植物でもそうですが)
日本で、再度発根させて育てるのですが、発根させるまでにかなりの数が死んでしまいます。
80%ぐらいは死んでしまうと言われていましたが、今ではどうなんでしょう?
人気もあり希少性も高いので、販売価格はものすごく高くて。。。
発根している株は、1株20万円ぐらい〜80万円ぐらいで取引されています。
発根していない株はその半額以下で取引されているらしく、挑戦する人もたくさんいます。
安く入手して、発根させた瞬間に価値が数倍に上がるという。。。一種のギャンブル的な要素があるのです。
Youtubeとか見ると、パキプスの発根に失敗した人々の動画がたくさん上がっています。
実生と言って種子から育てる場合はとても安価に栽培する事が出来ます。
私は産地を荒廃させてしまう現地株よりも、実生でゆっくり育てる方が良いかなぁと思っております。
(まあ、元々現地株を買うお金も無いんですがね(笑))
オペルクリアパキプス以外にも実生栽培の挑戦をしていますが、やってみると実生は実生で独特な楽しさがあると思います。
で、パキプスの話に戻りますが。。。
元々3株ぐらい育てられればと思っていたんです。
この実生のパキプスですが、弱々しい姿をしていますが、成長力はとても旺盛でして
特に地中部分に巨大な芋(?)を作って成長していくそうです。
大きな鉢が必要になるという事で、大きめの鉢を3つ用意した訳なのですが。。。
12鉢必要なのか?!
ど、どうしよう??
ベランダのスペースが足りない。。。 ^^;;