ゴールデンウィーク最後の日、ESP32というマイコンボードを購入しました。
これは、手のひらサイズ以下の小さなコンピュータなのですが、WifiやBluetoothも使え、プログラムを書く事ができる立派なコンピュータです。
子供の学習から工場のセンサー制御まで、プログラム次第では色々出来てしまうスグレモノなのです。
こんな小さなサイズなのに、私がバイトのお金をはたいて初めて購入した「マイコン」MZ80-K2(当時¥148,000でした。)のうん百倍の性能ですね。。。(比べるなって ^^; )
週末このESP32を入手して数十分。
プログラムを数行書いて動かしたら、あっという間にウチのWifiに接続して、Webサーバーになってしまいました。
ウェブサーバーを開発するのにどんなに大変だったか。。走馬灯の様に思いが駆け巡ってしまいました。
「こいつ、動くぞ?!」(ガンダムネタ、いつもスミマセン。。)
どうして今更こんなものを購入したのかと申しますと、
水耕栽培装置の温度とEC値(肥料濃度)の管理が出来たらカッコイイなぁ。。
というミーハーな動機からでした。(笑)
まあ、でも難しいだろうから、「今年の目標」として考えていたのです。
参考になるサイトはここにあります。
これを元にノンビリ取り組もうと思いつつ、着手したのでしたが。。。
「あれ?」
「これだけ??」
「・・・なんか出来たっぽい。」
プログラムがマイコンに転送され、モニターに温度とかEC値との数値がが続々と表示されました。。。
「え、待って、待って!」
「えー?!」
「数値は。。。合っているっぽい!」
「そ、そんなぁ。。。」
いゃ〜あ、びっくりしました。
今どきの電子工作って、こんなに簡単なの?!っていう感じです。
モニターに数値が出るだけだと水耕装置にセット出来ないので、マイコンからWifi経由で、サーバーに測定値を飛ばして、ブラウザから見えるようにプログラムを追加し、1時間後ぐらいには。。。
何という事でしょう〜!!
外気温と水中の水温、EC値がリアルタイムに表示されました。
これってクラウドサービスなので、世界中から我が家の水耕装置の状況が閲覧出来てしまいます!!
(いや、世界中からは見ないけど ^^; よく考えると海外行った事ないけど ^^;;; )
EC値がちょっと高いのは、液肥がまだ全体に回っていないから。。
ではなくて!!
すごいと思いません?(誰に言っているのか...)
「今年の目標」を、たった1日で達成してしまいましたよ。。
大分前からセンサーをインターネットにつないで、ネット経由で管理するIotブームになっていましたが、世の中はここまで進んでいたんですねぇ。。
面白いので色々センサーを増やして、遊びたいと思っております。
今回購入したESP32、¥1,250でした。(MZ-80K2の118分の1かぁ。。)
遅ればせながら、マイコン使った電子工作に興味がわきましたので、スターターキットなるものも購入してしまいました。(ポイント使ったので無料。)
これからもしかしたら、この手の事も書けるかも知れません。。
今年のゴールデンウィークは、とても盛りだくさんでした。